あの手この手で・・・

 

ITmediaの記事に、 水道局かたる不審なメールに注意喚起、東京都水道局 「割引は行っていない」 てのがありました。

 

東京都水道局は3月7日、水道局をかたる不審なメールが確認されたとしてTwitterで注意喚起したそうです。

記事によると・・・

 

不審メールの件名は「(朗報)東京水道マイネット会員の方」。3月6日以降にクレジットカード支払いを申し込めば当初3カ月間は月額300円の割引きが適用されるとしてWebサイトへのリンクを掲載している。
水道局は「マイネットの割引サービスは行っておらず、このようなメールは送信していない」とし、メールを受信した利用者に「リンク先のURLは絶対に開かないようにしてください」「個人情報、クレジット情報などを絶対に入力しないでください」と呼びかけた。


 

だそうです。この手のいわゆる「フィッシングメール」は毎日のように新しいものが出てきますが、今回は誰もが利用しているであろう「水道局」を装っています。

 

ただ、よく見ると「尊敬するお客様」とか所々に不自然な表現が含まれています。最近は、かなり日本語に関しても表現の間違いのない緻密なフィッシングメールが多くなってきていますが、今回のものはそれに比べて質が低いようです。

 

この手の「フィッシングメール」は基本的に、IDとパスワードの詐取や、クレジットカード番号とセキュリティコードの詐取などを目的としています。特にクレジットカード番号やセキュリティコードの入力を求めてきたときは、ほぼ詐欺だと思って間違いないでしょう。

 

同様の事例が今後も多発することが予想されますので、皆様くれぐれもご注意ください。