海外でのご利用が多い場合に・・・

 

GIGAZINEの記事に、 ログイン中のPCが盗まれた時に強制的にPCをシャットダウンしてデータを保護してくれるUSBデバイス「BusKill」 てのがありました。


ログイン中のPCが不意に盗まれてしまった時にPCをロックまたはシャットダウンすることにより、アカウントやPC内のデータを保護してくれるUSBデバイスが「BusKill」です。記事によると・・・

 

BusKillの開発チームは公式Q&Aの中で、「BusKillは世界初のノートPC向けキルコードです」と回答しています。キルコードとは小型ボートなどに備わる安全装置であり、エンジンキーとドライバーの身体の一部をコードでつなぐことで、ドライバーが操縦席から物理的に離れた場合にボートのエンジンが自動で停止し、無人のボートが暴走するのを防いでくれます。BusKillはこの仕組みをノートPCの保護に応用したものだとのこと。

 

だそうです。日本ではそんなに頻繁にPCを利用中に盗まれるということは無いと思いますが、海外などの場合、結構頻繁に”ひったくり”なんかがありますので、PC利用中に盗まれることも十分に考えられます。

 

そういった場合、ログインしていますから中のデータはほぼ丸見えなわけですね。それを防ぐのが今回の「BusKill」だそうです。

 

USBが引き抜かれると同時にシャットダウンする仕組みのようですので、仮に盗まれたとしてもログインしなければ中身が見れないというわけです。

 

ただ、これもあまり犯人が知識がない場合です。詳しくは述べませんが、ログオンパスワードに関しては、かなりの割合で突破可能ですので、ログオンパスワードが掛けてあるから安心という考えは持たないほうがいいでしょう。少なくとも、”無いよりマシ”程度に考えてください。

 

また、ストレージを外されて他のPCに接続された場合のことも考慮して、先週ご紹介した 暗号化ドライブ作成ツール「VeraCrypt」 などで起動ドライブも暗号化しておくといいでしょう。

 

海外などでPCを利用する機会の多い方などは、是非ご検討になってみてはいかがでしょうか?