今更?・・・

 

ケータイWatchの記事に、 ドコモ、「エコノミー」低価格な料金プランをMVNO連携で開始 てのがありました。

 

NTTドコモは、dアカウントやdポイントなどを活用するMVNO(エコノミーMVNO)との連携に合意したそうです。「低廉な料金をメインプランにしたい」というユーザーのニーズにこたえるため、としているとのこと。記事によると・・・

 

「エコノミーMVNO」とは、ドコモとの連携に合意し、安価で小容量の料金プランを提供するMVNOのこと。プランの提供元はエコノミーMVNOとなるが、dアカウントによるマイページ認証や通信料金に対するdポイント付与など、ドコモの各種サービスとの連携も実施される。

ドコモショップでは、SIMカードの発行や開通を含む、エコノミーMVNOの料金プランの新規契約を受け付ける。なお、ドコモからエコノミーMVNOへ移行する場合は、MNPを利用した解約の手続きが必要になり、ドコモ回線の継続利用期間の引き継ぎや、ドコモの割引サービスの適用は不可能。

 

だそうです。以前より小容量向けの料金プランの発表が期待されていたドコモがやっと小容量向けのプランを発表しました。

 

ただ、それはMVNOへユーザーを振り分けるだけのもので、正直目新しい部分は皆無と言っていいでしょう。

別記事にて、 「OCNモバイルONE」で月額550円の新プラン新設――ドコモの“エコノミーMVNO”連携開始、10月21日から全国のドコモショップで とのニュースがあり、今回「エコノミーMVNO」してドコモと連携する「OCNモバイルONE」の料金が掲載されていました。

 

料金詳細はリンク先をご覧いただきたいのですが、今回新設された月間500MBで月額550円のコースを除けば従来の「OCNモバイルONE」の料金と全く一緒です。

 

既に LINEMOのミニプラン 、やpovo2.0 が提供されている現状では、MVNOと比較するだけ野暮でしょう。

 

今回のドコモのプランは、サブブランドを持たないドコモがMVNOをサブブランドとして利用するためだけのプランで、実質、ドコモのガラケーユーザーの受け皿的な扱いだと思います。MVNOにもかかわらずドコモショップで申し込みを受け付けるあたりがそれを物語っています。

 

ギガライトユーザーの方などは、見切りをつけてLINEMOのミニプラン、やpovo2.0へ移行されたほうが懸命でしょう。既存のドコモユーザーの方が、同じ料金で今更MVNOを利用するのはかなり無理がありますので。移行するにしても、MNPで転出しなければならないのでドコモに拘る理由はどこにもありません。

 

今回の件で、ドコモは小容量ユーザーは見限ったと思っていいでしょう。これ以上の新たな料金プランは出てこないと思います。既にケータイ料金値下げを必死に行った某政治家はいないわけですから・・・