これ売ってるのよね・・・

 

GIGAZINEの記事に、 一見普通のUSBケーブルなのにキーボードで打ち込んだ内容をすべてWi-Fi経由で外部に送信してしまう「O.MGケーブル」が登場 てのがありました。

 

一見すると普通のUSBケーブルですが、実際にPCに挿すと悪意のある挙動をしてハッキングの手助けをするという「O.MGケーブル」が紹介されてました。記事によると・・・

 

これまでも通常のUSBケーブルと見分けがつかないO.MGケーブルが発表されていたのですが、新たにPCのキーボードに打ち込んだ内容を保存するキーロガーを内蔵し、Wi-Fi経由で入力内容を外部に送信してしまうという新バージョンが登場しています。
そんなO.MGケーブルにキーロガーを搭載した最新バージョンが登場しました。USBケーブルのコネクタ部分に新しくストレージが搭載され、キーロガーで盗み取ったデータを保存することが可能になりました。MGさんによると、保存可能なキーストローク回数は約65万回分だそうで、この保存されたキーストローク内容を外部の端末に送信することもできます。O.MGケーブルがWi-Fiのホットスポットとなり、これに外部の端末でアクセスすることで、データを外部に送信可能となる模様。

 

だそうです。トンデモナイものが出ましたね。この手のかなりヤバメのものは本ブログでも、 USB Killer とか Macを外部からハッキング可能な改造Lightningケーブル なんかをご紹介してましたが、今回のものはキーロガーまで仕込んである極悪品です。

 

見た目はただのケーブルにしか見えないところがかなりよく出来ているわけですが、実際にこれをキーボードのケーブルとして仕込まれたとしたら、誰が気づくことができるでしょうか?

 

キーロガーですので、入力内容はつぶさにバレてしまいますし、IDやパスワードなども入力した場合には流出してしまう危険もあります。

 

これが59.99ドル(約1万8000円)から一般に売られているという事実を認識していただき、セキュリティに対する意識を高めていただきたいです。会社のキーボードのケーブルに見慣れないケーブルが付いていないかぜひご確認ください。