”脅威”の傾向を確認・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 IPA、「情報セキュリティ10大脅威2021」の一般利用者向け資料を公開 てのがありました。

 

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、2月に発表していた「情報セキュリティ10大脅威 2021」の一般利用者向け簡易説明資料を、同機構のウェブサイトで公開したそうです。記事によると・・・

 

2020年に発生した情報セキュリティにおける事案から、IPAが脅威候補を選出。約160人のメンバーからなる「10大脅威選考会」が審議・投票を行って決定したもの。個人と組織のそれぞれを対象に、1~10位を発表している。

 

だそうです。まずは個人向けの10大脅威の順位をドゾ

1位は去年に引き続き、スマホ決済の不正利用でした。

 

近年のスマートフォンの普及に伴い、2018年頃よりキャッシュレス決済の1つであるスマートフォンを利用した決済(スマホ決済)が登場し、その後スマホ決済を使った各社のサービスも登場しその手軽さから普及が進みました。一方、利便性の反面、第三者のなりすましによるサービスの不正利用や、連携する銀行口座からの不正な引き出し等も確認されているなど、引き続き注意が必要です。

 

3位のネット上の誹謗中傷・デマに関しては、去年の7位から大幅アップしています。記事にもある通り、「特に新型コロナウイルスに関する事例が注目された」と指摘しています。

 

商店関係者が感染しているという虚偽の書き込みを行い、名誉棄損の疑いで発信者が逮捕された事例が紹介されています。また、テレビ出演者がSNSにおける誹謗・中傷による精神的苦痛から亡くなった事例も取り上げられているなど、コロナに関する誹謗中傷やデマについては気をつけたいところです。

 

他にも、IPAのサイトにおいて詳細が記載されていますので、ぜひ脅威の傾向などをご確認になられてみてはいかがでしょうか?