こういう使い方も出てくるよね・・・

 

engadgetの記事に、 盗まれた電動スクーターがAirTagのおかげで奪還に成功 てのがありました。

 

サイバーセキュリティ企業のCEOが、盗まれた自分の電動スクーターを、ひそかに付けておいた2枚のAirTagにより回収することに成功したと報告しているそうです。記事によると・・・

 

Trail of BitsのCEOであるDan Guido氏は、ツイートを連投してこの話を述べています。それによるとGuido氏は米ニューヨークにてスクーターを食事中に停めていたところ、盗まれたとのこと。しかしアップルの「探す」ネットワークとUWB(超広帯域無線通信。AirTagに内蔵)の方向探知機能により取り戻すことができたそうです。
問題のスクーターはバイク用の手錠鍵でグレーチング(側溝のフタ)にロックしていたものの、片方の手錠をかけ忘れていたために、2時間後にはなくなっていたとのこと。しかし、Guido氏は2つのAirTagをスクーターの中に隠していました。1つはホイールウェル(タイヤ交換用の凹み)の中に入れた「おとり」。もう1つはステム(フロントフォークとハンドルバーの真ん中を繋ぐパイプ)のに仕込んだ本命であり、黒いガムテープで覆って見えにくくされていました。

 

だそうです。囮用のAirTagを付けてあるところが、いかにもセキュリティ企業のCEOらしいと思ってしまいましたが、結果的にスクーターを取り戻すことが出来たようです。

 

既に日本国内でも多くの利用者の方がいらっしゃるAirTagですが、こういった使い方はAppleも推奨はしていないと思いますが、結果的に盗品を取り戻すことにも役立っていますので、物は使いようです。

 

記事にもある通り、AirTagにはストーカー防止機能があるため、盗品の犯人のiPhoneにも通知がいってしまうため、早急に取り戻す必要があるところは注意が必要です。そのためにも、今回の被害者の方は囮を付けていたのでしょうね。

 

日本で同様のことがあった場合、果たして警察が対応してくれるのかどうかはわかりませんが、少なくとも単身で乗り込むのは危険なので、きちんとAirTagの件を説明して同行してもらうのがいいでしょう。

 

今回はスクーターでの利用でしたが、 自分のお子様の居場所把握に使われている例 もあるようで、AirTagの使用用途が広がっているようです。変わった使い方をされている事例があったら、本ブログでもお伝えしていこうと思います。