今後に備えて・・・

 

ITmediaの記事に、 練馬区で大規模停電 企業や在宅勤務者に大ダメージ てのがありました。

 

8月5日午後2時2分から、東京都練馬区と埼玉県の一部地域で停電が発生したそうです。記事によると・・・

 

Twitterでは「在宅勤務中に停電した」「信号機も止まっている」などの声が多く上がっていた。東京電力によると、午後2時14分には全て復旧済み。東京電力の停電情報によると、午後2時9分時点で東京都と埼玉県で約11万540軒が停電していたが、午後2時14分には全て復旧したという。午後2時30分現在、原因は発表されていない。

 

だそうです。中の人は該当地区ではなかったので影響はなかったのですが、コロナ禍でテレワークを行っている方も多い中での停電は影響も広範囲に及びそうです。

 

例えば、PCを利用中に突然停電になった場合、当然PCの電源は落ちるわけです。その場合、作成していたデータが飛ぶ可能性もあります。WordやExcelなどのMS Officeの場合は、デフォルトで10分毎に自動回復用ファイルが作成されるようになっていますので、その10分間以下のデータの消失となるわけですが、それでも10分間に必死にデータ入力などしていた場合は、それなりの量が飛ぶことになります。

 

また、PCにとって突然の電源断はハードウェアに重大な影響を及ぼすことも考えられます。場合によっては、起動不可などの重篤なケースになる場合も無いとは言えません。

 

そういった場合に備えて、無停電電源装置(UPS)を導入しておくことで対策になるでしょう。UPSは、停電をはじめとした電源障害が発生した場合、PCなどに電力を供給することで、業務を継続したり、あるいは安全にシャットダウンするための時間を稼いでくれる機器のことです。

 

ビジネスの現場では、既に導入済みのところもかなりあるのですが、個人で導入されている方は、そんなに多くないようです。

 

ただ、UPSも個人向けの小容量のタイプのものも多くラインナップされています。価格コムで売れ筋なのは、以下のような機種です。

 

価格コム UPS部門 人気売れ筋ランキング

どの機種も1万5千円前後のものですが、家庭用であればこの程度の機種でも十分に利用可能だと思います。家庭用のUPSの場合は、PCでの作業を継続するためではなく、安全にPCをシャットダウンするための時間を稼ぐ目的のものですので、長時間利用できるわけではないことを理解しておきましょう。
 
現状で、原子力発電所が稼働していない場所が多くあることもあり、これから更に暑くなる季節を迎え、電力の消費量が逼迫することは目に見えています。

 

いつ、どこで停電が起こっても対応できるように、ご家庭でもUPSの導入をご検討になってみてはいかがでしょうか?