一人負け状態・・・

 

ケータイWatchの記事に、 ソフトバンクの「LINEMO」契約数は「50万にも満たない」、ワイモバイル好調で てのがありました。

 

ソフトバンクは4日、決算説明会を開催し、質疑応答のなかで宮川潤一代表取締役社長が新料金ブランド「LINEMO」の契約数について問われ、「50万にも満たない」と語ったそうです。記事によると・・・

 

本当は非開示だが、とした上で宮川氏は、LINEMOとは別に、「ワイモバイルは約700万まで積み上がった」と好調な様子を示す。ワイモバイルの契約数は、2021年度第1四半期で、10%ほど契約数が増えており、約700万件に達したという。宮川氏は「LINEMO+ワイモバイルが、私ども自身の“低料金ユーザー”になる。700万+数十万という単位がそのゾーンにいる」と語った。

 

だそうです。各キャリアのオンライン専用プランについては、本ブログでも再三取り上げきましたが、ドコモの「ahamo」やKDDIの「povo」などが軒並み100万契約を突破していましたので、ソフトバンクも同様の契約状態なのかなと個人的には思ってましたが、全く違ったようです。

 

「50万にも満たない」ということは、ドコモやKDDIの半分にも満たないということで、いわば「一人負け」の様相を呈しています。

 

LINEMOに関しては、ドコモの「ahamo」が鮮烈な先陣を切って、KDDIの「povo」が追従し、最後に「LINEMO」が料金発表したと記憶していますが、やはり二番煎じならぬ三番煎じではアピールは弱かったのかもしれませんね。

 

ただ、先日もご紹介した3GBで月額990円の「ミニプラン」の発表以降は、このプランへの流入に勢いがついてきたそうなので、小容量に踏み込んだ施策はそれなりに功を奏したようです。

 

LINEMOがこのような状態では、ドコモもKDDIも無理して対抗策を出す必要もありませんから、当面「ミニプラン」への対抗策は出ないでしょうね。

 

果たしてソフトバンクに起死回生の秘策はあるのでしょうか?お手並み拝見です。