対応が柔軟なんだかいい加減なんだか・・・
PC Watchの記事に、 Windows 11の最小システム要件が緩和、第7世代Core/Zen 1のRyzenも対象に てのがありました。
米Microsoftは28日(現地時間)、Windows 11の最小システム要件を更新したそうです。記事によると・・・
本日リリースしたWindows 11 Windows Insiderについては、第7世代Coreプロセッサおよび初代Ryzenを搭載するシステムにもインストール可能とした。
だそうです。またまたWindows11ネタで恐縮ですが、市場の反応を見てマイクロソフトが早くもWindows11の最小システム要件を緩和したそうです。
第7世代Coreプロセッサ(Kaby Lake)および初代Ryzen(Summit Ridge および Whitehaven)が加わったとのことなので、Coreシリーズだと 7xxx番台、Ryzenだと1xxx番台が新たに加わったこととなります。
これで多少延命できるCPUは増えたことになりますが、それでも以前に比べるとハードルが高いことに変わりはありません。
個人的には「世代」で足切りするよりも、スペックで切っていただいたほうがより現実的な気がしますね。Kaby Lakeなんてプロセスルールは変わって無くて、コアはSkylakeのままなんだし、それならSkylakeも入れてやればいいのにと思わないでもないです。
今回の件でマイクロソフトも多少反省したのか、 Microsoftが「Windows 11」のシステム要件を見直しへ ~「PC 正常性チェック」ツールはいったん撤回 との記事もあって、「PC 正常性チェック」ツールによって市場を混乱させてしまった責任をとったようです。
いずれにしてもWindows11の正式リリースまでには間がありますので、それまでにまた変わることもあるでしょうから、引き続きウォッチしていきたいと思います。
ちなみにWindows11のアップグレード対象でない方も、現行のWindows10も2025年まではきっちり使えますので、無理してアップグレードする必要もないのでご安心ください。特に企業などではアプリや周辺機器の互換性の問題もありますので、十分な検証の後にアップグレードすることをお薦めします。