なかなか・・・
TechCrunchの記事に、 生産性に磨きをかけて「仕事用OS」になったウェブブラウザー「Sidekick Browser」 てのがありました。
「仕事用OS」になったウェブブラウザー「Sidekick Browser」のレビューが載っていました。記事によると・・・
知識労働の世界において、ウェブブラウザがいかにすばらしいものであるかということは否定しようがない。しかし、複数のブラウザタブやウィンドウをまたいでの作業は、面倒でイライラする最悪の状況のように感じることもある。
これがSidekick BrowserがChromiumの上に生産性重視のレイヤーを追加することで解決しようとしている問題だ。同社はこれを「仕事用OS」と呼んでいる。
複数のタブが不快なら、複数のウィンドウやタブにまたがるのではなく、ブラウザ内にあるアプリ内から作業できるようにしようというのがSidekickの答えである。
SlackやSkype、WhatsAppのようなアプリは、サイドバーにピン留めして縦に並べることができ、簡単に探したり切り替えたりできる。また、複数のログイン、きめ細かな通知コントロールに対応する他、これらのサードパーティ製アプリをブラウザーから直接検索することも可能である(現在は「数百種類」提供されているが「ブックマークのように機能する」カスタム追加が可能だ)。
だそうです。中の人もいろいろなブラウザを試すのが好きなのですが、今回の「Sidekick Browser」も気になったので早速試してみました。
記事を見ると色々書いてありますが、サイドバーによく使うアプリを登録できるというところが見た目の他のブラウザとの違いと思っていいでしょう。中の人の環境で比較してみます。現在の中の人のメインブラウザは Brave です。こんな感じで使っています。
よく利用するGmailやGoogleカレンダー、連絡先、Google Keep、TweetDeckなどをタブ固定して利用しています。これが今回の「Sidekick Browser」を利用するとこうなります。
よく利用するアプリは全てサイドバーに収納しているとともに、DropboxやSlack、Teamsなども同様にサイドバーに収納することが出来ています。これによって、かなりタブがスッキリしますよね。
それとともに仕事で利用するツールへのアクセスと通常のサイトとの区別がはっきりするので、かなり使いやすくなるような気がします。
更に、「Sidekick global search」という機能もあって、アプリやサイトなど全てを横断検索できる機能も備わっているようで使えそうです。それとBaraveにはない「このページを翻訳」という機能も備わっているいて便利です。
記事にもある通り、かなり仕事で利用するには便利そうなブラウザであるようです。
中の人はBraveの超強力な広告ブロックやプライバイシー保護機能が気に入っているのですが、その部分はまだ「Sidekick Browser」は及んでいない気がします。
同様のサイドバーを持つブラウザには Vivaldi などもありますので、サイドバーに魅力を感じる方は「Sidekick Browser」と比べてみるのもいいかもしれません。
仕事で利用するにはかなり使えそうな「Sidekick Browser」をこの機会にお試しになってみてはいかがでしょうか?