Dropboxをご利用の方は・・・

 

engadgetの記事に、 Dropboxのパスワードマネージャー機能が無料開放。保存数は50まで てのがありました。

 

Dropboxは、有料ユーザー向けのパスワードマネージャー機能「Dropbox Passwords」を4月上旬から無料ユーザーにも提供すると発表したそうです。記事によると・・・

 

Dropbox Passwordsは2020年8月から提供されている機能で、いわゆるパスワードマネージャです。各サービスやウェブサイトのアカウント毎にパスワードを保存でき、また推測しにくいパスワードの生成機能も備えます。本人確認にゼロ知識暗号化(zero-knowledge encryption)を利用しており、他のパスワードマネージャーのようにマスターパスワードを必要としないのが特徴です。
有料プランで利用出来るDropbox Passwordsには、保存件数などの制限はありませんが、無料プランで提供される際には、パスワードを同期できるデバイスは3台まで、保存も50件までの制限が付きます。

 

だそうです。本ブログでもこのようなパスワード管理ツールは度々お伝えしていましたが、クラウドストレージの元祖とも言えるDropboxが無料版でもパスワード管理ツールを利用できるようにするそうです。

 

パスワード管理ツールを利用されたことがない方にとっては、Dropboxを利用していれば50件までという制限はあるにせよ、パスワード管理ツールが利用できるのは嬉しいのではないでしょうか?

 

記事にもある通り、最近はChromeなどでもパスワード管理が出来るようになっていますが、Chromeのパスワード管理機能はちょっと怖い部分があるのです。

 

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、Chromeのパスワード管理機能は簡単に保存されているパスワードをCSVに書き出すことが出来るんです。

 

「設定」 → 「自動入力」 → 「パスワード」 で保存したパスワードの右側にあるハンバーガーメニューをクリックすると、「パスワードをエクスポート」というメニューが出ます。そこで「パスワードをエクスポート」をクリックして、Windowsログオンパスワードを入力すれば簡単にCSVにパスワードリストが出力できてしまうのです。

 

前述の通り、Windowsログオンパスワードが分かっていることが必要ですが、それが分かっている場合、パスワードが丸見えになってしまいます。中の人は、これが怖くてChromeのパスワード管理機能は使っていないんです。

 

中の人のお薦めパスワード管理ツールは、以前の本ブログでもお伝えした Bitwarden で有ることに変わりはないのですが、Dropboxを日常的にご利用の方は、「Dropbox Passwords」をご利用になってみてはいかがでしょうか?