RPAをタダで・・・
窓の杜の記事に、 Microsoft、デスクトップ操作の自動化ツールをWindows 10ユーザーに追加費用なしで提供 てのがありました。
米Microsoftは、「Microsoft Power Automate Desktop」を利用したデスクトップ操作の自動化を「Windows 10」ユーザーに追加費用なしで提供すると発表したそうです。記事によると・・・
「Power Automate Desktop」は、昨年9月から提供されているRPA(人間が行っていた定型操作を自動化すること)ツール。マウスのクリックやキーボードの入力といった“アクション”をビジュアルデザイナーでドラッグ&ドロップしながら組み合わせ、アプリを操作する“フロー”を作成し、保存したフローをいつでも再生できる。人間がデスクトップアプリやWebブラウザーを操作する様子を記録して、それをあとから再生することも可能。反復的で時間のかかる手作業を人手を介さずに実現し、より価値の高い仕事に時間を割くことができる。
だそうです。Microsoft Power Automateについては、過去に 無料&連携サービス豊富なワークフロー自動化サービス「Zoho Flow」 とのエントリーにて取り上げていましたが、既に前身の「Microsoft Flow」の時代から弊社顧客にお薦めしていたものでも有りました。
RPAと言えば、国内ベンダーでは WinActor や BizRobo! が、外資系だと UiPath などがシェアが高いと思いますが、中小企業がおいそれと導入できるほどのものでもありません。(コストも手間も)
そこへ行くと、「Microsoft Flow」の時代から制限はあったとは言え、無料で利用できる部分もあり、手軽にRPAを体験できるという意味では非常に優れたツールでありました。
現在の Microsoft Power Automate についても、前述のベンダーのRPAに比べれば十分に利用しやすい価格体系であったとは思います。
ただ、今回の「Microsoft Power Automate Desktop」に関しては、無料で利用できるということで、これはかなり衝撃的なニュースです。記事にもある通り、ローコードツールなので、プログラミングの知識のない方でも利用できますし、なにより無料なのでいくらでも試して使うことが出来るのが魅力です。
現状で、中小企業の中では正直無駄な繰り返し作業が数多く有り、そういった作業を自動化するだけでかなりの効率化が図れることもあると思いますので、今回の「Microsoft Power Automate Desktop」を利用して、業務の反復が必要な部分の自動化を是非ご検討になってみてはいかがでしょうか?
オススメします!