RPA導入の前に・・・

 

GIGAZINEの記事に、 無料&連携サービス豊富なIFTTTやZapier代替のワークフロー自動化サービス「Zoho Flow」レビュー てのがありました。

 

無料でIFTTTやZapierのようにワークフローを自動化できる「Zoho Flow」が紹介されていました。

詳細は記事に譲りますが、いわゆるRPAのようなものですね。

 

RPAは「Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション」の略語で、ホワイトカラーのデスクワーク(主に定型作業)を、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する概念です。最近かなり脚光を浴びており、導入企業も非常に増えています。

 

ただ、RPAは導入前の作業がかなり大変なことや、費用も高額になりますので導入へのハードルが高いことも事実です。

 

その点、今回の「Zoho Flow」では、作成できるフローは5つ、フローの実行回数はひと月あたり100回までという制限はありますが、その制限内であれば無料で利用できるところが利点です。

 

記事にもある通り、設定はそれなりに手間ですが、普段の業務内での繰り返し作業等を自動化できるという点では、十分に導入価値はあるものと思います。

 

また、無料で利用できる範囲を超えた場合でも、スタンダードプランで月額1,000円、プロフェッショナルプランで月額2,500円と安価に導入できるので、中小企業様などでも導入しやすいかと思います。

 

実はZoho以外にもMicrosoftも同様のサービスを展開しています。Microsoft Power Automate(旧Microsoft Flow)というサービスです。こちらも同様のサービスですが、Microsoftが提供しているサービスだけにOffice365との連携など既存のアプリケーションとの連携などに優れています。

 

本格的なRPAの導入前に、こういったサービスを利用して業務の自動化をお試しになってみてはいかがでしょうか?