ご注意を・・・
ケータイWatchの記事に、 “偽プレゼント企画にご用心”トレンドマイクロが注意喚起 てのがありました。
トレンドマイクロは、LINEなどのメッセージアプリ上で不正サイトに誘導する“偽のプレゼントキャンペーン”が拡散されていると注意喚起しているそうです。記事によると・・・
たとえば、かんたんなアンケートの後に時間制限付きの偽当選ページが表示され、受け取りに必要だと称してLINEでの偽キャンペーンを共有させる。そのうえで、スマートフォンを安価で購入できるかのように見せかけた詐欺サイトに誘導する。
トレンドマイクロによると、残り時間やプレゼント残数を表示してユーザーを急かし、判断を鈍らせる手段はネット詐欺の常とう手段だとし、騙されないよう呼びかけている。
だそうです。このところ、LINEやFacebookなどのメッセージアプリ上でのフィッシングなどが増えているようです。また、SMSによるフィッシング(スミッシング)も同様に増えています。
メールによるマルウェア配布やフィッシングなどは、セキュリティソフトやブラウザなどによる対策が進み、効果が見込めなくなってきていて、攻撃者にとって”オイシイ”方法ではなくなってきています。それと比べて、SMSなどはそういった対策がなく、到達率や開封率もメールに比べて高いために攻撃者の新たな標的になっています。今回のLINEの“偽プレゼント企画”についても同様のことが言えるでしょう。
記事にもある通り、たとえ家族や知人からのメッセージであっても、URLはそのまま開かずにURLの安全性判定サービスを利用したり、企業の公式サイトや公式アカウントで真偽を確認したりすることが大切です。
本日は、 「第2回定額給付金」を騙るフィッシングメールにご用心、JC3が注意喚起 との別のニュースもあり、コロナ関連の話題によるフィッシングも今後増えていくことが予想されますので、メールのみならずSMSやSNSなどのメッセージにも十分にご注意ください。