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窓の杜の記事に、 エンドツーエンド(E2E)暗号化がテクニカルプレビューに ~「Zoom 5.4.0」がリリース てのがありました。
米Zoom Video Communicationsは、ビデオ会議サービス「Zoom」クライアントアプリの最新版v5.4.0を公開したそうです。記事によると・・・
「Zoom 5.4.0」の目玉は、ミーティングのエンドツーエンド(E2E)暗号化がテクニカルプレビューとして利用可能になったこと(アカウント単位でデフォルト無効化)。E2E暗号化は主催者(ホスト)が暗号化キーを生成し、公開鍵暗号技術を用いて参加者に配布する。そのため、会議を中継する「Zoom」のサーバーですらその内容を復号することはできず、第三者に盗聴される心配がない。
だそうです。以前よりE2E暗号化を公言していたZoomがやっとE2E暗号化を実装したようです。記事にもある通り本機能はテクニカルプレビューとしての実装なので、デフォルトではオフになっているためWebのアカウント詳細設定画面で有効化しておく必要があります。
Webアカウントにログイン後に、「マイアカウント」 → 「設定」 → 「セキュリティ」内の「エンドツーエンド(E2E)暗号化のミーティング」をOnにするとともに、「Default encryption type」も「End-to-end encryption」に変更しておきましょう。
更に、この機能は必要に応じてミーティングごとに有効化できるオプション機能となっています。ミーティングの設定画面を確認し、暗号化の設定が“エンドツーエンドの暗号化”になっていることを確認するようにしましょう。
エンドツーエンド(E2E)暗号化を利用することで、以前より懸念されていたZoomのセキュリティに関しても納得できるレベルになったと思います。
Zoomをご利用の方は、ぜひこの機会にエンドツーエンド(E2E)暗号化をご利用になってみてはいかがでしょうか?