ノッてるね・・・

 

ITmediaの記事に、 Zoom、有料ライブイベント開催支援の「OnZoom」とアプリ統合機能「Zapps」を発表 てのがありました。

 

Web会議サービス「Zoom」を運営する米Zoom Video Communicationsは10月14日(現地時間)、コロナ禍にあるユーザーを支援する2つの新機能「OnZoom」「Zapps」を発表したそうです。記事によると・・・

 

OnZoomは、「イベントの発見と収益化のためのプラットフォーム」。ヨガ教室やセミナーなどのオンラインイベントを探し、チケットを購入できるマーケットプレイスのようなサービスだ。イベントの主催者は、ツールを使ってチケット販売やスケジュール設定、イベントのプロモーションができる。

Zapps(Zoom対応appという意味らしい)は、サードパーティー製アプリを直接Web会議に統合する機能。例えばWeb会議の画面を離れることなくDropboxのファイルを共有したり、プロジェクト管理ツールのAsanaを開いてプロジェクトのステータスを更新したりできる。

 

だそうです。Zoomは機能追加や新サービスに熱心ですね。8月の本ブログの Zoomがパワポの背景表示や、美肌化、ノイズキャンセリングなど多くの機能を追加 とのエントリーにて、大々的な機能追加をお伝えしたばかりですが、今回は新サービスが発表されました。

 

特にOnZoomは、Zoom経由のイベントで簡単に収益化できる機能で、チケット販売からイベントプロモーションまで出来るというかなり使えそうなサービスです。

 

更に今後追加予定の機能も 別記事 でアナウンスしていて、開催者が会議の背景をカスタマイズし適用できる機能や、ミーティングのリアクションとアニメーション絵文字機能も新たに追加されたり、待合室では、ホストが事前にゲストを確認してから参加を承認する機能が追加されたり等々、今後も機能やサービス追加が期待できそうな内容です。

 

こうしてみると、他社の同様のサービスでも、Zoomの後追いのような機能追加が結構あり、こういった点でもZoomのシェアの高さが垣間見える気がします。

 

セキュリティやプライバシーに関しての問題もありましたが、 “エンドツーエンド暗号化(End-to-end encryption:E2EE)”が来週から利用可能になる予定 で、無料ユーザーにも提供されるということで、セキュリティに関しても一定のレベルに達したと言っていいでしょう。

 

CEOが某国出身だとか、開発の拠点が未だに某国内にあるとか、いろいろ政治的な面も取り沙汰されている同社ですが、そういった外野の声も吹き飛ばすくらいの勢いを感じますね。

 

Zoom一強にならないためにも、是非同様のサービスを展開している他社にも頑張っていただきたいものです。