思い切ったな・・・
ケータイWatchの記事に、 auが2020年秋~2021年春モデル6機種を発表、すべて5Gに てのがありました。
KDDIと沖縄セルラーは、auブランドの新たなAndroidスマートフォン6機種を発表したそうです。記事によると・・・
ラインアップは「Xperia 5 II」「Galaxy Note20 Ultra 5G」「Galaxy Z Fold2 5G」「Galaxy Z Flip 5G」「Galaxy A51 5G」「AQUOS sense5G」の6機種。このうち「Galaxy Z Fold2 5G」「Galaxy Z Flip 5G」はau独占で提供される。いずれも5G対応機種で、auでは「今後、auのスマートフォンとして発売する機種は全て5G対応になる」としている。
だそうです。au独占販売の「Galaxy Z Fold2 5G」「Galaxy Z Flip 5G」などの個性的な端末も含めて、全て5G対応端末で4Gのみの端末はなく、今後は全て5G端末のみということだそうで、かなり思い切ったラインナップになっていますね。
auの現在の5G対応エリアは、ご覧いただければわかると思いますが、「エリア」と呼べるレベルではなく「スポット」レベルで、「使える場所がある」というだけでとてもまともに利用できるレベルではありません。
もちろん、今後対応「エリア」を増やしていくわけですが、現時点で5Gのみの端末ラインナップにしてしまうのはどうなんでしょうね。「新しい端末は欲しいけど5Gはいらないなぁ・・・」というユーザーはどうするのでしょう?
今回の発表では、ピタットプラン 5Gについては、4Gと同じ料金に改定されたので、実質的に5Gに移行する負担はないわけですが、当然ながら5G対応端末に移行するコストは掛かるわけで、まともに使えない5Gのために5G端末を買わなければならないユーザーは気の毒です。
auとすれば、10月から子会社となるUQモバイルに4Gユーザーを任せたいということなんでしょうが、わざわざ既存のauユーザーがUQに移行するとも思えないんですが・・・
結局、新しい端末が欲しいauユーザーはまともに使えない5G端末をすごすご買うのでしょうかね?それとも、新しい端末は諦めて古い端末を使い続けるのでしょうか?端末ラインナップを5Gのみにした、その勢いはいいですが、そこにユーザーへの配慮はあったのでしょうか?せめてまともに使えるようになってから、5G端末のみにしても良かったように思いますが・・・
果たして、この端末ラインナップは受け入れられるのでしょうか?