ご注意を・・・
INTERNET Watchの記事に、 マルウェア「Emotet」が活動再開、感染に繋がる不審なメールが出回る てのがありました。
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、マルウェア「Emotet」の感染に繋がるメールの配布が再び観測されたとして、注意を呼び掛けているそうです。記事によると・・・
2020年2月以降は、Emotetの感染活動に大きな動きが見られなかったが、7月17日ごろから感染に繋がるメールの配布が観測されたという。今回観測されているメールもこれまでの傾向と同様、Word形式などの添付ファイルまたは本文中のリンクからダウンロードされるファイルを実行すると、マクロの有効化を促す内容が表示され、マクロを有効にするとEmotetに感染する。
だそうです。Emotetに関しては本ブログでも去年の12月から本年2月頃にかけて感染に関する注意を呼びかけていました。
- メール添付のWordで感染するPCウイルス「エモテット」の感染が拡大中
- マルウェア「Emotet」が「賞与支払い届」装うスパムメールにて拡散中!ご注意を!
- 感染拡大中のマルウェア「Emotet」に対し、JPCERT/CCが無償の検出ツールを公開
- 実在しない「国立感染症予防センター」から新型コロナウイルスの“注意喚起”装う不審メール
本年2月ころには、新型コロナウイルスの注意喚起を装ったメールも確認されており、今後も同様の事例も予想されることから注意が必要です。
記事にもある通り、感染経路はWord形式の添付ファイル、若しくは本文中のリンク経由のダウンロードとなっていますので、出所不明の添付ファイルは開かないようにするなど基本的なセキュリティ対策を施すとともに、セキュリティソフトを常に最新の状態に保っておくことで感染を防止できるでしょう。
今後も感染拡大が懸念されますので、くれぐれもご注意ください。