大丈夫かな・・・
ケータイWatchの記事に、 日本通信、音声通話かけ放題で2480円の「合理的かけほプラン」 てのがありました。
日本通信は「合理的な携帯料金プラン」として、月額2480円(税別、以下同)で音声通話かけ放題でデータ通信容量3GBの「合理的かけほプラン」を15日13時から受け付けるそうです。記事によると・・・
また、3GB以降のデータ通信容量は、1GBあたり250円。使用した分だけ自動で課金される「おかわり課金方式」を採用する。データ通信容量の追加は、ユーザー自身で上限を設定することができる。同プランは15日以降、開通手続きが完了次第すぐに利用できる。
だそうです。MVNOで今まではできなかった通常のアプリでの音声定額プランが開始となるようです。これについてはMVNO初ということですので、確かに画期的なことです。
ただ、日本通信さん(以下ポンツー)は2016年に 個人向けのMVNOは撤退 していたはずですが、また再参入ということなんですかね。今回の通話定額を受けてのことなのかもしれませんが、その通話定額に関してもちょっと気になることがあります。
今回、晴れてMVNO初の音声定額が実施される背景には、ポンツーがドコモと音声定額卸について争った経緯があります。それについては、 格安SIMの“音声定額”は実現するのか? 食い違う日本通信とドコモの主張 (1/3) との記事が詳しいのでそちらをご覧いただきたいのですが、その争いの中で本年6月30日に 総務大臣裁定 が下り、NTTドコモとMVNOの音声卸契約にかかる料金を、原価に適正な利潤を加えた金額で設定可能となったのですが、その時点で金額の合意は取れていないようなのです。
もちろん、それから日が経っていますので(と言っても2週間位だが・・・)合意が取れた上での、サービスインだと思いますが、果たして合意に至っているのか気になります。
プラン自体は確かに通話定額としてはかなり安価ですし、アプリを介してプレフィックスを付ける必要もないことから、利便性も高いと思います。
未だに通話が非常に多いという方には、魅力的なプランだと思いますので、通話メインでご利用の方はご検討になってみてはいかがでしょうか?