また便利になった・・・
INTERNET Watchの記事に、 「カレンダーに入っている予定」から交通費を自動算出、freeeで簡単に経費申請できる新機能 てのがありました。
freee株式会社は、クラウド会計ソフト「会計freee」のiOS/Androidアプリにおいて、カレンダーアプリに入力されている情報をもとに交通費を自動算出する機能を追加したそうです。記事によると・・・
この機能を使うには、会計freeeアプリに勤務地と自宅のそれぞれ最寄り駅を登録する。これにより、カレンダーアプリに入力されている訪問先の住所をもとに、勤務地または自宅の最寄り駅から推測される経路の交通費が「駅すぱあと」で自動的に算出される。日付、訪問先、駅名などの項目を手動で入力することなく、簡単にfreeeの経費精算に申請処理できるようになる。勤務先からではなく自宅から直行する経路で算出する時間帯、訪問先から自宅へ直帰する経路で算出する時間帯も、それぞれ設定しておくこと可能だ。
だそうです。昨日の本ブログの テレワークができない中小企業は大企業の2倍になっているそうです とのエントリーの中で、「テレワークができない原因となる業務はなんですか?」との問いに対し、「経費精算・請求書・契約処理等のペーパーワーク(33%)」が全体の3分の1を占め、紙を使った業務がテレワークを阻害する大きな原因の一つになっているということをお伝えしました。
昨日のエントリーの中では、経理処理などのクラウド化についても言及していましたが、今回、そのクラウド会計の雄であるFreeeさんがカレンダーに入っている予定から交通費を自動算出してくれる機能を実装されました。
予定管理にiOSでは同OS標準の「カレンダー」、若しくはAndroidでは「Google カレンダー」を利用している必要がありますが、かなり多くの方がこの2つのカレンダーをご利用になっているのではないでしょうか?ちなみに中の人もGoogleカレンダーを愛用しています。
そういった環境の方にはまさにうってつけのシステムです。
これによって、管理部門の経費精算の手間が減るだけでなく、申請者側の負担も減るとともに金額の間違いや路線の間違いなども防げるのでまさに一石二鳥です。
この機能を利用するには、会計freeeの、個人の場合は「プレミアム」、法人契約の場合は「ベーシック」「プロフェッショナル」「エンタープライズ」を利用している必要がありますが、会計freeeのベーシックであれば、3,980 円/月(年払いの場合)とそんなに高価なシステムでもありませんので、十分に検討に値すると思います。
昨日もお伝えしましたが、今回のコロナ禍は、既存の働き方を根底から変える機会でもありますので、この機会に間接部門の改革をお考えになってみてはいかがでしょうか?