ちょっと厳しいか・・・
ケータイWatchの記事に、楽天モバイルの申込数が100万件突破 てのがありました。
楽天モバイルは、6月30日付で、同社の携帯電話サービス「Rakuten UN-LIMIT」の累計契約申込数が100万回線を突破したと発表したそうです。記事によると・・・
4月8日より提供されている「Rakuten UN-LIMIT」は、月額2980円で、楽天エリア内の使い放題(エリア外ではauローミングエリアで月間5GB、上限到達後は1Mbpsの速度制限)というサービス。今回発表された数値は、あくまで申込件数で、契約はまだ完了していない。契約数は開示されていない。MVNOサービスの契約件数とは別で、無料サポータープログラムや楽天モバイルのMVNOから移行する人も含んでいる。
だそうです。4/8のサービスインから約3ヶ月で100万人突破は割といいペースだと思います。以前の本ブログの 三木谷社長が楽天モバイルについての今後の見通しを語ったそうですが・・・ とのエントリーの中で三木谷社長が「300万人についてはもともと年末までを目標としていた」と語ったことをお伝えしていましたが、このペースで行けば、年末までに300万人突破も可能かもしれません。
ただ、サービスイン直後は中の人も含め、いわゆるアーリーアダプターの方々が大挙して押し寄せますので、ユーザーの増加ペースも早いと思いますが、既に3ヶ月が経過した現在、それも収まってきたと思います。
また、端末購入が加入の足枷になっていた事もあって実施された楽天モバイルのオリジナル端末である「Rakuten Mini」の1円端末キャンペーンによるブーストもかなりあったと思われます。既にそのキャンペーンも終了している現在、ユーザーの伸びは鈍化しているものと思われます。
旧楽天モバイル(MVNO)からのユーザー移行もあまり進んでないのかもしれません。旧楽天モバイル(MVNO)のユーザー数は2019年12月時点で230万人となっていましたが、果たしてどの程度がMNOへ移行したのでしょう?中の人は移行した口ですが、おそらく3割も移行していないと思います。仮にMVNOのユーザー半分が移行したとしても120万人弱だと思いますので、300万人まではかなりハードルが高くなります。
このように考えてくると、年末までに300万人は決して楽な数字ではないように思います。「Rakuten Mini」端末の周波数変更問題も味噌が付きましたし、イメージはあまり良くないですよね。まぁ楽天自体のイメージももとから・・・ゲフンゲフン・・・
エリアの問題もありますが、地味にエリアは改善しているようで、地味ながらも前進していることは伺えます。「Rakuten Link」の使い勝手が悪いという問題もありましたが、現在ではかなり改善しているようです。中の人も使っていますが、特に問題はありません。
年末までに300万人達成のためには、さらなるキャンペーン展開も必須だと思いますが、目標達成のためには手段を選ばない三木谷社長ですから、必ず達成させるでしょう。
今後の展開に期待したいところです。