まいど!今週のヨサゲなものは2つ!
・ 無料でPC動作を重くするタスクスケジューラやサービスを簡単にオンオフしたりWindowsが送信するプライバシー情報を管理できるソフトウェア「WPD」
各種の個人情報を送信するプライバシー設定やバックグラウンドで動作するサービス、一定期間でプログラムを稼働させるスケジューラなどの各設定を手軽に変更できる無料のソフトウェア「WPD」が紹介されていました。
Windowsはカスタマーエクスペリエンス向上プログラムやエラー報告などを通して、ユーザーの情報をMicrosoftに対して送信していますが、各情報を送信するかどうかを定める「プライバシー設定」を変更するのは多少手間がかかりますし、初心者の方にはわかりにくいものがあります。
この「WPD」を利用すれば、初心者の方でも簡単にプライバシー設定やバックグラウンドで動作するサービス、一定期間でプログラムを稼働させるスケジューラなどの各設定を手軽に変更できます。
特に「ブロッカー」の設定画面では、Windowsによる情報収集をブロックできる「スパイ」、SkypeやOneDriveといったMicrosoftによるアプリをブロックできる「エキストラ」、Windows Updateのブロックが可能な「アップデート」という3つのメニューが用意されていて、初心者の方では特に難しいWindowsUpdateのブロックが簡単にできるようになります。
基本的にWindowsUpdateのブロックはお薦めしないのですが、このところの大型アップデート時の不具合を考えると、とりあえず落ち着くまではブロックしたいと思う方がいても不思議ではない状況であるのも事実です。特に業務利用の場合は、業務に支障が出る場合もあるので一定期間ブロックしたいと言う方もいらっしゃるでしょう。そういった場合には、この「WPD」がお役に立つでしょう。
それ以外にも多くの設定が可能ですので、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
・ 「Twitter魚拓」登場 ツイートを画像で保存、誹謗中傷の証拠保全などに
Twitterの投稿を指定すると、そのツイートを画像化して保存できるサービス「Twitter魚拓」が登場したそうです。記事によると・・・
誰でも無料で使えるサービスで、ログインやTwitter連携なども不要だ。開発した個人開発者の矢野さとるさんは、「誹謗中傷の証拠保全などに使ってほしい」と話している。
保存したいツイートのURLをコピー&ペーストして「魚拓する」を押し、確認画面で「はい」をタップすると、ツイートを画像キャプチャし、画像共有サービス「Imgur」にアップロードする。保存した画像はImgurで確認したり、端末にダウンロードできる他、Webブラウザから一覧でチェックすることも可能だ。
折しもSNS上での誹謗中傷がクローズアップされていますが、そういったTweetを保存しておけるサービスですね。以前より ウェブ魚拓 という有名なサービスがありますが、Twitterはうまく所得できないことがあります。
そういった点では、無料で誰でも簡単に利用できるのは良いサービスですね。
ただ、Tweetも匿名性が高いと思われがちですが、ぶっちゃけそうでもないですし、発信者情報開示請求をしなくとも特定する方法は他にもありますので、Twitterだからと言って誹謗中傷を安易な気持ちでTweetすることはおすすめできませんし、そもそも誹謗中傷自体どうかと思います。
「Twitter魚拓」を取る必要のない世界になるといいですねぇ・・・
では、また来週。