大変なときに船出・・・
ケータイWatchの記事に、 楽天モバイルが本格スタート、auローミングエリアは月5GBへ てのがありました。
楽天モバイルは、8日、本格的な携帯電話サービスの提供を開始したそうです。同社の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」はサービス開始日の今日、2.0へバージョンアップしたとのこと。記事によると・・・
Rakuten UN-LIMITでは、楽天モバイル自身が構築したサービスエリア内では使い放題となっている。それ以外の場所は、auのネットワークを借り受ける、いわゆるローミングサービスを利用する形だ。
そのauネットワーク内では月間2GBまで利用できるとされていたが、バージョン2.0になったことで、4月22日より月間5GBまで利用できるようになる。
もし通信容量が上限まで達すると、これまでは通信速度が128kbpsになると案内されていたが、こちらもバージョンアップにより仕様が変更。8日からは最大1Mbpsで利用できるという。
だそうです。大変な時期の船出となりましたが、これも楽天モバイルのみらいを暗示しているのでしょうか?!
ただ、船出と供に「Rakuten UN-LIMIT2.0」となったそうで、その内容がauのローミングでの容量が従来発表の2GBから5GBに増量されたのと、通信速度制限時の速度が128Kbpsから1Mbpsに増速されたそうです。
これはかなり大盤振る舞いですよね。当然auのローミングの通信費については楽天がauに支払わなければならないわけで、無料で利用できる容量を増やせば増やすほどコスト増となるわけです。
ユーザーにとって見れば、「2GBだと流石にツライけど5GBあればなんとかなるかも」と思った方もいるかも知れません。また、速度制限時の速度も128Kbpsではさすがに使い物になりませんが、1Mbpsであればウェブ閲覧程度であれば問題ないと思われます。
船出に向けてより魅力的なサービスを打ち出してきた楽天モバイルですが、その未来は楽観視できるものではありませんし、現在は各キャリアも様子見状態ですが、今後対抗策を打ち出してくることも予想されます。
久々の第4のキャリアですので、中の人的には非常に期待しています。料金だけでなく、エリアや通信環境などの整備に邁進していただき、魅力的なキャリアになることを期待したいところです。