テレワークには必須なのに・・・

 

窓の杜の記事に、 プロキシを利用しているWindows 10環境のVPNに問題、インターネットに接続できなくなる てのがありました。

 

米Microsoftは3月26日(現地時間、以下同)、プロキシを利用しているWindows 10環境でインターネット接続が制限されたり、まったく接続できなくなる問題が発生していることを明らかにしたそうです。記事によると・・・

 

同社によると、問題となっている環境は2月27日にリリースされた「KB4535996」以降を適用済みで、手動または自動設定のプロキシを使用しているデバイス、とくにに仮想プライベートネットワーク(VPN)を使用しているデバイス。VPNとの接続・切断・状態変更をきっかけにタスクトレイのインターネット接続の状態を表示するインジケーター(NCSI)が“制限付きアクセス”または“インターネットなし”となるケースが確認されている。

 

だそうです。折しも新型コロナウイルスの影響でテレワークを実施されている方も多いかと思いますが、会社へのリモートアクセスにはVPNをご利用の方もいらっしゃるでしょう。そんな中で、今回はVPNを使用しているデバイスに問題が出てしまうというなんともタイミングの悪いバグです。

 

影響を受けるプラットフォームは、以下の通りだそうです。

  • Windows 10 バージョン1909
  • Windows 10 バージョン1903
  • Windows 10 バージョン1809
  • Windows 10 Enterprise LTSC 2019
  • Windows 10 バージョン1803
  • Windows 10 バージョン1709
  • Windows Server バージョン1909
  • Windows Server バージョン1903
  • Windows Server バージョン1809
  • Windows Server 2019
  • Windows Server バージョン1803
  • Windows Server バージョン1709
Windows10の最新のバージョンである1909をはじめ、ほぼすべてのWindows10のバージョンに影響がありますので、Windows10をご利用の方でVPNをご利用の方にはかなり影響が出ることが予想されます。
 
記事にもある通り、回避策としてはデバイスの再起動することで問題を軽減できる場合があるそうなので、症状が出ている方はお試しください。MSもパッチを4月上旬には用意するようですので、それまでは再起動などでご対応ください。
 
時期が時期ですので、一刻も早いMSの対応が望まれます。