まいど!今週のヨサゲなものは2つ!
・ 「モバイルPASMO」3月18日スタート、クレカチャージや定期券対応
PASMO協議会は、1月に予告されていた、Androidスマートフォン向けの「モバイルPASMO」の提供を3月18日10時から開始するそうです。記事によると・・・
モバイルPASMOは、交通系 ICカードの「PASMO」の機能をおサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンで利用できるサービス。同協議会が1月に、2020年の春にサービスを開始すると予告していた。カードのPASMOと同様に、電車やバスなどの交通機関での利用、街の店舗などで電子マネーとして利用できる。会員登録をしなくても利用でき、現金でのチャージに対応する。会員になるとクレジットカードを登録でき、アプリの操作だけでチャージできる。また、端末の紛失や故障時に再発行が可能になる。
だそうです。本件については既に1月の本ブログの 「モバイルPASMO」がいよいよ2020年春サービス開始だそうです とのエントリーでお伝えしていましたが、いよいよ来週から利用できるようなるようです。
前回のエントリーでも触れましたが、モバイルSuicaは既に2006年(平成18年)から利用可能になっているのに対し、「モバイルPASMO」はやっと今年サービスインですからね。実に14年もの歳月がかかったわけです。
対応端末が、Android6.0 以上で、最新版のおサイフケータイアプリがインストールされている端末と限定されているものの、これを機会におサイフケータイ対応端末への乗り換えを考えてもいいかもしれません。
PASMOをご利用の方で、対応端末をご利用中の方は是非「モバイルPASMO」をご検討になってみてはいかがでしょうか?
・ 中国の自動配達ロボットスタートアップ、新型コロナで需要急増
自動運転の配達ロボットを手がける中国のスタートアップ、新石器(Neolix)は、配達ロボットの注文対応に追われているそうです。記事によると・・・
Bloombergが米国時間3月9日に報じたところによると、同社は阿里巴巴(アリババ)やJD.com(京東商城)などのオンライン小売大手を含む中国企業から、2カ月で200台を超える小型配達ロボットを受注した。新型コロナウイルスが流行する以前は、2019年5月の製造開始からの生産数がわずか125台だった。同社のビジネスは今、急速に拡大している。この自動配達ロボットは、新型コロナウイルスの発生で特に影響を受けた地域に医療品を届けるなど、中国の一部地域で非常に大きな役割を果たしている。そればかりか、中国で一部企業が今なお業務を再開できずにいる状況で、人手不足を補う役割も果たしている。さらに、道路の消毒作業にも利用されているほか、最前線でウイルスの拡散を抑えようとしている医療関係者に食料を届ける上で役立っているという。
だそうです。新型コロナウイルスは多方面に影響を与えていますが、負の影響だけでなくこういった人の手を介することのないロボットの需要を掘り起こしているようです。
日本ではまだまだ道交法等の法律の問題などもあり、こういったロボットは街中で見かけることはありませんが、既に中国では当たり前のように利用されているようです。
このロボットの受注状況からも、今後中国では更にこういったロボットが日常的に利用されることが予想されます。5Gの出遅れ感も含めて、日本の「置いてきぼり感」が気になります。
この「国難」に対応するためにも、革新的な規制緩和や財政出動が望まれますね。
では、また来週!