お得なの?・・・

 

ケータイWatchの記事に、 au、残価設定タイプの新スマホ買い方プログラム「かえトクプログラム」 てのがありました。

 

KDDIと沖縄セルラーは、auのスマートフォンの購入時に利用できる新サービス「かえトクプログラム」を2月21日より提供するそうです。記事によると・・・

 

新サービスは、自動車の購入などで採用されている”残価設定”の考え方を採用。スマートフォンの販売時に残価が設定され、端末価格から残価を除いた額を割賦で払う。2年後(23回払い後)、その残価に対して一括で支払うか、さらに24回払いを続けるか、あるいは新しい機種を購入して、それまで使っていた機種を回収してもらうかどうか選べる。新機種購入・回収では24回目(残価)の支払いが免除される。支払い回数は24回払いのみ用意される。「かえトクプログラム」を利用せずに購入することもできる。

 

だそうです。いわゆる車でいうところの「残クレ」ですね。月々の支払いが抑えられることや買取価格が保証されているので安心なところがメリットだと思います。

 

改正電気通信事業法によって端末割引に規制がかかってしまい、以前のように「月月割」みたいなものが出来ないので、高額端末が買いづらくなったことへの対応策といったところでしょうか。

 

ただ、この「残クレ」に関しては良いことばかりではないので注意が必要です。「かえトクプログラム」のサイトには以下のような記載があります。

 

”本プログラム加入機種の回収・査定条件を満たす必要があります。端末故障・破損時(例:充電不可などの場合)など、所定の条件を満たさなかった場合、特典の適用を受ける際に最大22,000円(不課税)のお支払いが必要となる場合や、特典が受けられない場合があります。”

 

つまり、回収時に査定条件を満たさない場合は、自分のものにならないにもかかわらず更に22,000円もの負担が必要になるということです。支払いが必要な例として以下のようなものが挙げられています。

  • 電話機本体や液晶に破損や割れがある
  • 電源が入らない
  • 充電ができない
  • メーカー指定箇所の水濡れシールに水濡れ反応がある
このような条件は普通に使っていると、ありがちな破損や故障ですよね。スマホの保証期間内であれば自然故障は直してもらえますけど、保証期間は大体1年です。それ以降は自分の負担となります。
 
確かに高額な端末をお得な条件で利用できるメリットは有るのですが、基本的に自分のものにならないにもかかわらず、故障や破損は自分持ちというデメリットが有ることを理解した上で、利用するようにしたいものです。ご利用の際には、ご利用条件を十分に確認した上で、ご契約されることをお薦めします。