「ファン」戦略・・・
ケータイWatchの記事に、 mineo「ゆずるね。」「パケット放題」発表会で語られた新たな戦略とは てのがありました。
1月29日にオプテージがMVNOサービス「mineo」の新たな取り組みを発表したそうです。記事によると・・・
「ゆずるね。」では、ランチタイムに「私は今日通信しない」と宣言し、実際に通信しないことで、特典をもらえるようにした。「ゆずるね。」とともに発表されたのが、月額350円で、最大500kbpsで通信し放題となる「パケット放題」だ。パケット放題は、通信速度を抑えてデータ容量を節約して通信する「mineoスイッチ」の通信速度を200kbpsから500kbpsへ増速できるオプション。
だそうです。マイネオさんはMVNOの中でも、コミュニティサービスの「マイネ王」などで独自の「ファン」を増やしており、ユーザーとの関係が密なMVNOだという認識が中の人にはあります。
MVNOはユーザーの伸びが鈍化していて、キャリアの値下げやサブブランドの台頭などでその存在価値さえゆらぎかねない状況であるように思います。
そういった中で独自のコミュニティを育成し、ユーザーの求めるサービスを追求し「共創を図る」方針を掲げることで「ファン」を増やしている取り組みは他のMVNOにも見習ってほしい部分です。
今回の「ゆずるね。」などは特にユーザー間の「譲り合い」や「助け合い」の精神を呼び起こすような素晴らしい取り組みだと思います。
MVNOの経営環境はかなり厳しいものがありますが、こういったマイネオさんのような価格だけでないサービスへの取り組みを行うことで、生き残っていく道もあるのだと思います。
今後のマイネオさんのさらなるサービスへの取り組みに期待したいところです。