野良アプリをご利用の方はご確認を・・・

 

窓の杜の記事に、 「macOS Catalina」で実行する野良アプリにはAppleによる公証が必要に ~来年2月から てのがありました。

 

来年2月3日以降、“Mac App Store”以外で配布されるアプリを初期状態の「macOS Catalina」で実行するには、そのアプリがAppleによる公証(notarize)を得ている必要があることを米Appleは12月23日、開発者サイト“Apple Developer”で発表したそうです。記事によると・・・

 

同社は今年6月、“Mac App Store”の外部で配布されるアプリ(いわゆる“野良アプリ”)を「macOS Catalina」でデフォルト実行する際、デジタル署名とAppleによるチェックを課す方針を明らかにしていた。Macで悪意あるアプリが拡散するのを防止するとともに、Macのセキュリティ機能“Gatekeeper”によってアプリの改竄をチェックできるようにするためだ。これが徹底されれば、MacでもiOSと同じぐらい安心してアプリを利用できるようになるだろう。ただし、もはやメンテナンスされていない古いアプリは利用できなくなるかもしれない。

 

だそうです。Windowsに比べるとMacは基本的に“Mac App Store”経由で配布されるアプリがかなり多いと思いますので、Windowsのように野良アプリ?が当たり前のようにあるような状況ではないかもしれません。

 

ただ、Macにも例えばTotalFinder(有料ですが)のような“Mac App Store”外での配布でも有用なアプリはたくさんありますよね。そういったアプリに関してはAppleによる公証(notarize)を確認する必要がありそうです。

 

TotalFinderのようなそこそこ有名な野良アプリであればAppleによる公証(notarize)は受けているはずですが、当然それ以外にも有用な野良アプリはたくさんあると思います。ただ、有用だけれども既に開発が止まってしまったアプリなどは、利用できなくなってしまうかもしれません。

 

日常的に利用しているアプリがいきなり使えなくなってしまうと、かなり影響が出ると思いますので、Macで野良アプリをご利用の方はこの機会にご確認になってみてはいかがでしょうか?