大胆な変革・・・
ITmediaの記事に、 Dropbox、“スマートワークスペース”を目指す新デスクトップアプリと「Dropbox Spaces」公開 てのがありました。
米Dropboxは9月25日(現地時間)、6月に発表した新デスクトップアプリと、新機能「Dropbox Spaces」を公開したと発表したそうです。記事によると・・・
新アプリで目指すのは、SlackやG Suiteなど、他のアプリを開かずに、Dropboxアプリに留まったまま作業ができる「スーマートワークスペース」の提供だ。新アプリの主な機能は以下の通り。
- メモやリンク、@メンションを追加することでフォルダをDropbox Spacesにする
- ファイル、フォルダ、Dropbox Spacesをアプリ内で他のユーザーと共有し、共同作業する
- ファイルやフォルダの固定
- フォルダやDropbox SpacesにWebページのショートカットを保存する
- DropboxからSlackを利用する。将来的にはTrelloも利用可能になる見込み
- デスクトップから、Google Meet、Zoomミーティングなどに参加する
- DropboxアカウントでMicrosoft OfficeやG Suiteのファイルを作成・保存する
だそうです。
正直、この説明を読んでもあまりピンとこない場合もあると思いますので、記事中の動画をとりあえずご覧いただければなんとなくお分かりいただけると思います。
要は、チームのための新たなコラボレーションスペースの提供と言ったところでしょうか。
共有や共同作業をしているチームのメンバーとのコミュニケーションを取りやすくしてDropbox内で全てを完結できるように工夫しているのが見て取れます。Slack、Zoom、Trelloなどの統合もそのいい例ですね。
今までの「クラウドストレージ」としてのDropboxから見るとかなり大胆な変革ですが、やはりGoogleやMicrosoftなどの巨人と戦うためには、クラウドストレージのみの会社では難しいとDropboxのCEOであるDrew Houston(ドリュー・ヒューストン)氏も考えているのでしょう。
新たなアプリの利用はもちろんユーザーに託されているので、使うも使わないもユーザーの自由です。これまでのDropboxの機能が変わってしまうわけではなく、今までの機能はそのまま残りますので今まで通りの使い方ももちろん可能です。
個人的には、こうして「変わろう」としているところは評価できると思いますね。中の人もDropboxを利用して長いですが、これからもDropboxを継続して利用したいと思っていますし、今後も応援していきたいと思っています。
Dropboxをご利用の方は、是非この「Dropbox Spaces」もご利用になってみてはいかがでしょうか?