改悪続き・・・
ITmediaの記事に、 「Prime Now」エリア縮小 都内10区だけに てのがありました。
アマゾンジャパンは、「Amazonプライム」会員特典として一部地域で提供している短時間配達サービス「Prime Now」(プライムナウ)の対象エリアを縮小するそうです。記事によると・・・
これまで、東京23区や神奈川県、大阪府などの一部エリアが対象だったが、順次縮小し、11月1日からは東京都内10区でしか利用できなくなる。11月1日以降も利用できるのは、東京都板橋区、中野区、北区、豊島区、文京区、足立区、新宿区、練馬区、杉並区のみ(一部地域除く)。
だそうです。順調に配達地域を格段していたと思われた「Prime Now」ですが、やはり昨今のロジスティクスの人手不足には抗えなかったということでしょうか。この分だと、残った地域のサービス存続も怪しい気がします。
今日はさらにAmazon関連で以下のニュースもありました。
「Amazonフレッシュ」4000円以上の注文が必須に プライム会員なら追加料金なしで利用OK
アマゾンジャパンは、生鮮品宅配サービス「Amazonフレッシュ」の料金体系を変更し、プライム会員なら追加料金なしで使えるプランを導入するとともに、最低利用金額を設定し、1回当たり4000円以上の注文を必須にした。
だそうです。これも今まではAmazonフレッシュ会員であれば月会費500円と1回の注文に付き500円の配送料で利用可能だったものが、一気に4000円以上の注文が必須になってしまったことはある意味改悪と言っていいでしょう。こちらもロジスティクス関連がネックになっているであろうことは容易に想像できます。
通常のAmazonの注文でも最近はいわゆる「デリバリープロバイダ」と呼ばれている中小の配送業者を束ねた形式での配送が非常に増えています。この配送があまり評判が良くないんですよね。中の人も正直、このデリバリープロバイダ経由だと時間指定もできないし、あまりAmazonで積極的に買い物をしたいと思わなくなってしまっています。
個人的には配送料を払ってもいいから時間指定ができて対応も良い「ヤマト運輸」でお願いしたいのですが、そういった選択肢は用意されていません。
もちろん配送料が無料であることはありがたいことですが、それ以上に時間や配送の質を求める顧客がいることもAmazonは十分に理解しているはずだと思うのですが・・・
とにかく改悪続きのAmazonでは、今後もあまり積極的に買い物をしなくなってしまいそうです。
今日はさらに本国のAmazonでこんなネガティブな記事もありました。
Amazonが収益性の高い製品ランクを上げるアルゴリズム変更か──Wall Street Journal報道
AmazonがGoogleのように「Don't Be Evil(邪悪になるな)」の行動規範を作ってくれるように願ってやみません。