またまたWindowsUpdate絡みです・・・

 

窓の杜の記事に、 2019年8月の月例更新プログラムに問題、VB6/VBA/VBScriptアプリ・マクロが応答不能に てのがありました。

 

米Microsoftは8月14日(現地時間、以下同)、13日付けでリリースしたWindows 10向けの月例更新プログラムで不具合が生じていることを明らかにしたそうです。記事によると・・・

 

「Visual Basic 6(VB6)」で作成したアプリケーションや「Visual Basic for Applications(VBA)」で作成したマクロ、「Visual Basic Scripting Edition(VBScript)」で作成したマクロやアプリケーションが応答しなくなり、“invalid procedure call error.”というエラーが発生することがあるという。
この不具合は「Windows 7 SP1」以降のクライアントOSと「Windows Server 2008 SP2」以降のサーバーOSに影響するが、執筆時現在、回避策は案内されていない。

 

だそうです。昨日お伝えした ノートン/シマンテック環境のWindows 7でOSが起動しない不具合が発生 の件も今月の月例パッチに起因するバグでしたら、今回のものもやはり今月の月例パッチの不具合です。

 

昨日お伝えしたバグはWindows7でノートン/シマンテックを利用している環境というかなり限定的なものでしたが、今回のものはVB6、VBA、VB Scriptといずれもよく利用されるものですし、OSも「Windows 7 SP1」以降のクライアントと対象が非常に広範囲になっています。

 

来週から仕事という方も多いかと思いますが、休み明けはWindowsUpdateが自動的に適用されてしまう環境の方も多いと思いますので、WindowsUpdate後にVB6、VBA、VB Scriptで不具合があった場合には、今回のバグを疑っていただたほうがよろしいかもしれません。

 

現時点でMSからの回避策はアナウンスされていないようですが、とりあえずは更新プログラムのアンインストールを試してみて状況が改善するかどうかを試す以外に方法はないようです。

 

休み明けにWindowsUpdateを行う際には十分にご注意ください。