やっと発売・・・
ケータイWatchの記事に、 アップルのスマートスピーカー「HomePod」、日本で今夏発売 てのがありました。
アップルは、スマートスピーカー「HomePod」を2019年夏に発売するそうです。記事によると・・・
「HomePod」は、アップルが提供する音声アシスタント「Siri」を搭載するスマートスピーカー。音楽再生だけではなく、Siri経由でメッセージの送信やタイマーの設定、最新ニュースや交通、天気などのチェックができる。ウーファーや指向性を備えた7つのツイーター、6つのマイクを備える。室内空間を認識して、設置場所にあわせて音質を自動調整する機能が搭載されている。2台ペアリングすることで、ステレオスピーカーとして活用できる。
だそうです。本国での発売に遅れること1年半になりますが、やっと日本でも「HomePod」が発売になるようです。既にAmazon EchoシリーズやGoogle Homeシリーズがかなり幅を利かせている日本で果たしてどの程度までシェアを伸ばせるのかは興味深いところです。
ただ、改めて今回のAppleの「HomePod」のサイトを確認してみると、スマートスピーカーというよりは、「音の良いミュージックプレイヤー」的な扱いなんですよ。サイトのトップに有るコピーも「新しい音と暮らそう。」ですからね。その後の説明もこんな感じです。
HomePodは置かれた場所に適応し、どこで再生しても原音に忠実なオーディオを
届ける画期的なスピーカーです。Apple MusicやSiriと連係して、あなたが家で
音楽を見つけたり操作するためのまったく新しい方法を生み出します。さらに
声をかけるだけで、あなたと家族みんなの毎日のタスクを手伝ったり、
スマートホームをコントロールすることもできます。
どうですか?あくまで音楽メインでいわゆるスマートスピーカーの機能はオマケ的な扱いですよね。どうもAppleとしてはこのあたりでなんとか他のスマートスピーカーとの差別化を図りたいみたいです。
なによりHomePodの価格は、3万2800円(税別)と他のスマートスピーカーに比べても圧倒的に高価です。10.1インチディスプレイが付いたスマートディスプレイである Amazon Echo Show でさえ、27,980円(税込)で買えるのにディスプレイもカメラも何もない純粋なスマートスピーカーでこの価格ですから、やはり信者様向けと言ったところでしょうか。
もちろん、ウーファーや指向性を備えた7つのツイーター、6つのマイクを備えるなど、確かにハードウェアのスペック的にはそれなりのものだと思うのですが、この価格でその機能はさすがにちょっと弱いのでは?とも思ってしまいます。
奇しくも各社の音声アシスタントの質問に対する調査結果が別記事で出ていたのですが、AppleのHomePodの「Siri」の正答率は28%と他に比べるとかなり落ちる様子・・・
やはりAppleとしては、スマートスピーカーはオマケで高級ミュージックプレイヤーとして売り出したい気持ちも分からないでもないですね。
Apple信者の方はお一ついかがでしょうか?