電波時計じゃ無理なところに・・・
ITmediaの記事に、 NTPサーバと同期する「NTPクロック」に無線LAN&電池駆動の新モデルが登場 配線不要で掛け時計のように設置可能 てのがありました。
セイコーソリューションズは、NTPサーバから配信される時刻に同期し、オフィスや工場で掛け時計などとして使える「NTPクロック」の新モデルとして、無線LAN対応モデルを発表したそうです。記事によると・・・
今回の無線LAN対応モデルでは電池駆動になると発表されているため、配線工事の必要が一切なくなり、一般の時計と同様の手軽さで設置が可能になります。
正確な時刻を表示するための時計としては電波時計が一般的で、多くの電波時計は電池駆動のため容易に設置できます。しかしビルの室内や地下など電波が届かないことも少なくありませんでした。
無線LAN対応で電池駆動のNTPクロック新モデルは、こうした問題を解決するソリューションになります。
だそうです。PCの時計は自動的にNTPサーバにアクセスして時刻修正をする仕組みになってますけど、一般の壁掛け時計などの場合は、いわゆる「電波時計」が一般的ですよね。
ただ、電波時計の場合、電波が受信できないと時刻修正ができないわけで、建物の中にある時計などの場合、電波がうまく受信できない場合もあるんです。
そういった場合に、今回の「NTPクロック」は非常に役に立つと思います。以前のモデルは、PoE(Power Over Ethernet)に対応した有線LANモデルだったのですが、やはりワイヤレスの時代ですから、Wi-Fiに対応したモデルがいいですよね。
今回やっとWi-Fi対応モデルが出るということで、壁掛け時計などでも配線に悩まされること無く利用できるのは助かりますね。
販売開始は2020年1月の予定と結構先なのですが、電波時計でうまく受信できない環境などには、うってつけだと思いますので、建物内などでご利用で正確な時間を求めてらっしゃる方などは、是非ご利用になってみてはいかがでしょうか?