分離プランを睨んで・・・
ケータイWatchの記事に、 モトローラから「moto g7」3機種、2万円台~3万円台で てのがありました。
モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Android 9搭載のSIMロックフリースマートフォン「moto g7」シリーズ3機種を6月7日に発売するそうです。
各モデルのスペックなどの詳細は記事に譲りますが、まずは価格を比較してみましょう。
moto g7 3万800円
moto g7 plus 3万8800円
moto g7 power 2万5800円
と、見事にエントリーからミドルレベルの価格帯に抑えてきていますね。これはどう見ても、「分離プラン後」を見越してのラインナップと見ていいでしょう。
ご存知の通り、総務省主導で通信と端末の販売を分離する「分離プラン」が決定し、この秋にも施行されることから端末価格の高騰化が予想されています。ケータイWatchの別記事にも端末価格の割引について、総務省の意見交換会などで各社が意見を出していますが、今までのように行かないのは間違いありません。
となると、いわゆる10万円を超えるようなフラッグシップモデルは、これまでのようには売れないことは容易に想像できます。となれば、メーカー各社はそれを見越して、エントリーからミドルレベルの端末の充実を図ってくるであろうことは明確でした。
今回のモトローラのモデルも、まったくそのとおりで2万円台から3万円台の端末のみという分かりやすいラインナップになっていますね。
更に別記事にて、 「moto g7/g7 plus/g7 power」がgoo Simsellerで販売、SIMセットで との記事があり、早くもgoo Simsellerさんにて当該機種がそれぞれ、OCN モバイル ONEの音声対応SIMの契約とセットで「moto g7」が1万1800円(税抜、以下同)、「moto g7 plus」が1万8800円、「moto g7 power」が7800円で販売されるそうです。発売前にもかかわらず、1万円台で購入できるというのは、非常にありがたいですね。
今後もメーカーによっては、ラインナップを整理したり、モトローラと同じように普及価格帯の製品を充実させたりと言った施策を打ってくるところも増えていくのではないかと思います。
HUAWEIの件もありますので、コスパの良い端末の需要をめぐる競争は激しさを増しそうですね。今後の各社のラインナップに注目していきたいと思います。