確かに良く出来てる・・・
窓の杜の記事に、 無料で“Google 翻訳”より高精度! “みらい翻訳”のお試し翻訳が便利 てのがありました。
“みらい翻訳”のお試し翻訳は、機械翻訳の最先端技術と最適な学習データを活用した企業向けの機械翻訳サービスの試用版で、無料で利用できるそうです。英語・中国語と日本語の相互翻訳に対応しており、英文和訳はなんとTOEIC960点レベルのビジネスマンと同等の翻訳精度を誇っているとのこと。
こういった機械翻訳はウェブ上に数多くありますよね。最もメジャーなものが記事にもあるGoogle翻訳ではないかと思います。中の人もGoogle翻訳はよく利用するのですが、昔に比べれば非常に良くなったと思うのですが、それでも完全に意味がわかるかというとそうでもないのは皆様ご存知のとおりです。
ただ、機械翻訳の中ではGoogle翻訳はかなりよく出来ている方だと思ってましたので、とりあえずは今回の“みらい翻訳”を試してみることにしました。
例文はタイムリーなものがいいと思い、本日付のJapanTimesのトップページにあった、「Tokyo court grants Carlos Ghosn bail for second time, days after his fourth indictment」から引用しています。
例文として利用したのは以下の文面です。
Despite facing the most serious charges yet in his ongoing legal saga, former Nissan Motor Co. Chairman Carlos Ghosn was granted bail for the second time on Thursday by the Tokyo District Court, partly because it determined there was no risk of evidence tampering, legal experts have said.
これをまずはGoogle翻訳で翻訳してみると・・・
日産自動車の前会長であるカルロスゴーン氏は木曜日、東京地方裁判所から2度目の保釈を認められたが、それは、証拠を改ざんする証拠が改ざんされることはないと判断したためである。 言った。
となりました。意味は分かりますけど、自然な日本語かというと微妙ですよね。
では、今度は同じ文面を“みらい翻訳”で翻訳してみると・・・
日産自動車のゴーン前会長が、証拠隠滅の恐れがないとして、東京地裁で保釈を認められた。
となりました。かなりシンプルですし、「2度目」や「木曜日」が抜けちゃっていますけど、日本語の意味としてはかなり自然でほぼ問題のない日本語になってます。これ以外にもJapanTimesの記事をいくつか比較してみたのですが、総じて“みらい翻訳”のほうが自然な日本語でした。
無料で利用できるのが2000字までということなので、長文の翻訳は出来ませんが、ちょっとした利用であれば問題ないでしょう。
機械翻訳をよくご利用になる方は、是非ご利用になってみてはいかがでしょうか?