買い物いらず・・・
CNETの記事に、クックパッド、帰宅途中に食材を受け取れる生鮮宅配ボックス「マートステーション」 てのがありました。
クックパッドは4月10日、生鮮食品EC「クックパッドマート」の受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」をスタートしたそうです。記事によると・・・
マートステーションは、地域(駅やコンビニ、ドラッグストアやマンションなど)に設置された生鮮宅配ボックス。利用者のみスマートフォンのアプリから解錠可能なスマートロックを採用している。これにより、指定したマートステーションに配送された商品を、安全かつ、帰宅途中などで受け取れるようになる。現在、東京の一部地域でスタートしており、学芸大学や三軒茶屋駅周辺のドラッグストアやクリーニング店などで受け取れる。専用のアプリはiOS版とAndroid版を用意。ダウンロードして商品を選び、受け取り場所に行って受け取るという流れだ。送料は無料。
だそうです。以前の本ブログで、Amazon Fresh Pickup というAmazonの生鮮食料品のピックアップサービスを取り上げたことがあったのですが、それの日本版と言ったところですね。Amazon Fresh Pickupの場合は、車で店舗まで行くと店員さんが車のトランクに購入した生鮮食料品などを入れてくれるサービスでしたけど、日本の場合は、そこまで車社会でもないですし、都心部などではスペースの問題もあるので実現は難しいと思ってました。
今回の「マートステーション」に関しては、コインロッカー方式ですので、設置場所も最低限で済みますし、設置費用もかからないということなので、設置場所も今後増えていくのではないでしょうか。
この手の仕組は忙しい共働き世代などには、非常に有用なサービスだと思います。昼休みなどに夕食の食材をアプリで購入しておいて、帰宅時に駅などで受け取って帰れば買い物の手間が省けますよね。クックパッドマートならではのレシピと食材のセットや、毎日の献立の提案なども含めて今後の展開がかなり期待できそうです。
「マートステーション」の設置側としても、設置費用がかからないということで、マンションの空きスペースに設置することでマンションの付加価値を上げたり、店舗に設置することで来店者を増やして「ついで買い」の創出を促したりできるなどメリットは大きいはず。
後は商品の質と価格が重要になってくると思うのですが、仕組みとしてはかなりイケてると思うので、今後の展開に期待したいところです。