単純なIoTの元祖が収束へ・・・

 

CNETの記事に、 アマゾン、「Dash」ボタンの販売を終了へ てのがありました。

 

Amazonは、全世界で「Dash」ボタンの販売を終了することを決めたと米国時間2月28日に明らかにしたそうです。人々が使用を続ける限り、同社は既存のDashボタン経由での新規注文をサポートし続ける予定とのこと。記事によると・・・

 

Dashボタンの必要性は以前に比べると大幅に低下している。今日では、多くの家電製品がインターネットに接続している。AmazonもWhirlpoolやサムスンなど、世界中の大手メーカーの何百種類もの製品に自社の「Dash Replenishment Service」(DRS)を統合している。 DRSは、家電製品が必要な商品を自動で再注文できる機能を提供する(例えば、プリンタだと新しいインクを自動で購入できる)。ボタンを押す必要さえない。さらに、Amazonは自社のウェブサイト上に仮想Dashボタンを作成し、「Alexa」を通して音声で商品を購入できる機能を開発したという。

 

だそうです。アマゾン「Dash」ボタンと言えば一番手軽なIoT機器でしたよね。もちろん、現在でもご利用中の方は多いと思いますけど、記事中にもある通り、「Dash」ボタンに代わるものが増えてきて必要性が低下していたのは事実だと思います。家中が「Dash」ボタンだらけになるのもスマートじゃないですからね。

 

既に日本のAmazonでも「Dash」ボタンの販売は終了しているようで、検索しても出てきませんでした。

 

しかし、Amazonの売上に貢献したこと以外にも、IoT機器の役割を分かりやすくかつ安価に体現した機器としては後世に語り継がれてしかるべきものだったと思います。

 

IoT機器の役割も時代とともに移り変わっていくみたいですね。