また急ですねぇ・・・
ITmediaの記事に、 Coinhive、3月8日にサービス終了 Moneroの価値暴落など響く てのがありました。
サイト閲覧者に仮想通貨をマイニングさせて収益を得るツール「Coinhive」(コインハイブ)の開発元であるCoinhive Teamが2月26日、同サービスの提供を3月8日に終了すると発表したそうです。記事によると・・・
Coinhiveは、Webサイトの運営者が専用のJavaScriptコードをサイトに埋め込むと、閲覧者のPCのCPUパワーを使い、仮想通貨「Monero」をマイニングするというツール。採掘益の約7割をサイト運営者が受け取る仕組みだ。残り3割は開発元が受け取り、サービスの維持費などに充てるとしていた。
しかし、開発元によれば、直近のMoneroのハードフォーク後、ハッシュレートが50%以上低下したことや、Moneroの市場価値が1年間で85%以上暴落したことで打撃を受けたという。加えて、3月9日にはMoneroのハードフォークと、アルゴリズムのアップデートが予定されており、「Coinhiveを続けられないという結論に至った」としている。
だそうです。3/8終了だそうで、来週ですよね。かなり切羽詰まった状況なのが理解できます。記事にもある通り、Moneroのみでなく仮想通貨全体が暴落しましたので、仮想通貨界隈はかなり厳しい状況であることは間違いないですね。
Coinhiveについては本ブログでも、 いくつか取り上げてましたが良い話題は一つもなくて、勝手にマイニングツールが大流行したり、それに伴って日本の警察が勇み足で設置者を逮捕したりと、何かと話題が豊富ではありました。
勝手にマイニングツールは、未だに利用しているセキュリティソフトが1日1回程度は反応するので、使ってる人も多いと思うのですが、Coinhiveの撤退で急激に減るでしょうね。
もう少しやり方を考えれば、ウェブ広告に置き換わるようなシステムにもなり得たかもしれないですし、技術的にはチョットもったいなかったような気もしないでもないです。
まぁセキュリティソフトがウザい反応をしなくなるのは、ありがたいことなので歓迎したいとは思います。