銀行ならでは・・・

 

ITmediaの記事に、 みずほ銀行のスマホ決済、後発でも「勝算がある」理由 てのがありました。

 

みずほ銀行は2月20日、モバイル決済サービス「J-Coin Pay」(ジェイ コイン ペイ)を3月から提供すると発表したそうです。記事によると・・・

 

J-Coin Payは、スマートフォンアプリ(iOS/Android)上で銀行口座を登録し、電子マネーを1円単位でチャージ。飲食店などで、店頭のQRコードを読み取るなどして代金を支払う。こうした仕組みは、先行するモバイルペイメントと大きく変わらないが、一度チャージした電子マネーを口座に戻したり、ユーザー同士で送金したり、といった機能は「他社にないサービス」(坂井社長)だ。手数料はかからず、24時間365日使える。

 

だそうです。またまた戦国時代のQRコード決済に新規参入ですね。ただ、今までのと違うのは参入したのがみずほ銀行というメガバンクだということ。記事にもある通り、一度チャージした電子マネーを口座に戻したり、ユーザー同士で送金したり、といった他社にないサービスをウリにしています。

 

この手のサービスは資金決済法の縛りを受けるわけですが、銀行に於いてはこの資金決済法上の縛りが少なくなっています。ご存知の通り、銀行業は銀行法による免許制度となっていますので、免許を受けている銀行は他の業者に比べるとできることが多いんですよね。

 

そういった意味では、メガバンクのQRコード決済参入は銀行ならではのサービスを提供できる可能性が高いために、参入しても差別化は容易ということなんだと思います。

 

特に送金に関しては、個人間送金や送金額の制限などが無いためにBtoCだけでなくBtoBにも利用可能と今後の展開を予測させるものになっています。

 

中の人もみずほ銀行に口座を持っていますので、3月になったらぜひ利用してみようと思っています。