終活に・・・
MdNの記事に、 死後に“知られたくない事”を自動抹消する終活ソフト「編みノート」が無料配布を開始 てのがありました。
デジタル遺品整理の「マレリーク」が、1月24日より、デジタル生前整理ノート『編みノート』の無料配信を開始したそうです。記事によると・・・
「編みノート」は、タブという見出し機能を使って大切な方に「伝えたいこと」や「知っておいてほしいこと」を残したり、自分が死んでしまったあとに「知られたくないこと」を誰にも気づかれることなく自動的に抹消することができる、デジタルエンディングノートだ。「削除したいデータ」と「残しておくデータ」を生前に分別し、“パソコンを何日間放置すると『編みノート』が起動するか”を設定しておく。すると設定した期限を過ぎてパソコンを起動したときにパスワードが求められ、このパスワードを3回間違えるか、「エンディングノートを見る」のボタンがクリックされた時にエンディングノートが再生されるという仕組みだ。
だそうです。もともとが「遺品整理」の会社さんなので、デジタルデータも含めて、遺品に関する内容が豊富に盛り込まれてます。単に見られたくないデータ消去に利用するということもありだと思うのですが、この「編みノート」を記入していくことで、まさに「終活」になるんですよ。
中の人も実際に利用してみたのですが、「個人情報」タブは自分の利用している通信会社やプロバイダ、公共料金、年金に関する情報を改めて確認することが出来ますし、「ペット」の欄にはペットに関する名前や掛かりつけの動物病院なんかの情報も書くことが出来ます。「遺影」のタブでは、遺影に使ってほしい写真を登録しておき、必要な時にダウンロードすることが出来ます。
これをひとつひとつ書いていくと、不覚にも泣けてきます。
中の人もいいオッサンなので、「死」がリアルに感じられてくるんです。
人間の「死」は突然訪れることもあります。中の人も高校生の時代に友人が脳腫瘍になり16歳という若さで他界したこと、前の会社の設立時に大変お世話になった税理士の先生がバイク事故で突然お亡くなりになられたりと、それなりに人の「死」に直面したこともありました。
だからこそ、こういったものを利用して「終活」することは死後のみならず、「今」を生きる自分のためにもなると思います。
「編みノート」は無料でご利用いただけますので、是非「終活」の一環としてご利用になってみてはいかがでしょうか?