必要だよね・・・


CNETの記事に、 マイクロソフト、顔認識技術を規制する2019年の立法を呼びかけ てのがありました。

 

Microsoftは各国政府に対し、顔認識技術が独立機関によってテストされることなどを義務づける法律を、2019年に制定するよう呼びかけているそうです。同技術の正確さの確保、不公平な偏向の防止、個人の権利の保護が目的とのこと。記事によると・・・

 

Microsoftの最高法務責任者を務めるBrad Smith氏は、米国時間12月6日のブログ記事で次のように述べた。「いわば、顔認識の霊が瓶から(現実の世界に)出てきた状況だ。われわれは行動を起こさないと、5年後に気づいたときには、社会問題を悪化させるかたちで顔認識サービスが広まっている危険がある。その頃には、こうした問題を瓶に戻すのがはるかに難しくなっているだろう」Smith氏は、コンピュータ任せにするのではなく、顔認識の結果を人間が見直すよう呼びかけた。

 

だそうです。確かにここ最近の監視カメラの多さはすごいですよね。うちのお客様でも防犯目的でオフィス内を映すことができるカメラを設置されたりしていますし、もちろん屋外での設置も増えています。最近の事件においても、警察は監視カメラの映像を手がかりに犯人謙虚に役立てている例も多数見受けられますよね。

 

ただ、その運用方法については、日本では立法化されていませんので、運用方法については設置者に任されてしまっているのが現状です。

 

そういった意味では、やはりマイクロソフトの言うように、顔認識技術が独立機関によってテストされることなどを義務づける法律というのが必要かもしれませんね。日本でも一部の民間企業が既に万引き防止などに顔認証技術を用いているようですが、犯人以外の人のプライバシーをどうするのかや、冤罪を防ぐための施策などは全く野放し状態です。

 

日本でもこれだけ多くの監視カメラがある現状ですから、その運用方法などについては議論する時期に来ているのかもしれません。