有機EL搭載スマホご利用の方はぜひ!・・・
GIGAZINEの記事に、 スマホのUIを黒基調の「ダークモード」にするとバッテリー持ちが劇的に改善されることをGoogleは理解している てのがありました。
スマートフォン向けアプリの中には「ダークモード」や「ナイトモード」といった、UIのベースカラーを黒などの暗めの色に変更する機能が搭載されている場合があります。こういったモードを使用すると、特にOLED(有機ELディスプレイ)を搭載した端末では、バッテリー消費を格段に抑えることが可能だそうです。記事によると・・・
Googleが開催している開発者向けサミット「Android Dev Summit」の中で、Googleはアプリ開発者に向けて「スマートフォンのバッテリー持ちをよくするためにアプリ側ができること」について話しています。スマートフォンのバッテリー消費における最大の要因は「ディスプレイの明るさ」であり、これには「画面上のオブジェクトの色」も大きく関わってくるとのこと。
だそうです。これについては通常の液晶画面と有機EL画面の技術的な差異によるところが大きいんですね。
液晶ディスプレイの場合、どうしてもバックライトが必要になりますので、画面の色が黒であろうが白であろうがバックライトは点いています。なので、基本的に画面の色でバッテリーの消費は変わりません。
ところが、有機ELの場合は、有機EL自体が発光する、いわゆる「自発光」ですのでバックライトはありません。ですから、発光が少なくて済む「黒」色の場合は、バッテリー消費が抑えられるのだと思います。
記事にもある通り、ノーマルモードとナイトモードでは約60%以上ものバッテリー消費量の差があるようですので、無視できない数値ですよね。
画面の色を「黒」にするだけで、バッテリーの持ちが60%以上も長くなるのであればやって見る価値はあるのではないでしょうか?
iPhone XやXS、Galaxy S9等々の有機EL搭載スマホをご利用の方は、この機会にぜひお試しになってみてはいかがでしょうか?