勢いがスゴイ・・・

 

engadgetの記事に、 表も裏もカラー画面、「両面スマホ」Nubia Xが面白い! てのがありました。

 

中国の中堅メーカー、Nubiaが10月31日に2画面スマホの「Nubia X」を発表したそうです。記事によると・・・

 

ところがこの背面は内側に有機ELディスプレイを内蔵しているのです。設定画面からAlways On Displayをオンにすると、時計や文字、アニメーションなどを表示できます。つまり裏側をセカンドディスプレイとしてちょっとした表示ができるわけ。そしてもちろん、Android OSの画面を表示することもできます。つまり、表面と同じ表示をそのまま裏面に出せるわけです。裏側は5.1インチ1520x720ピクセル。有機ELパネルで、なおかつブルーライトカット機能なども備えているため「目の疲れに応じて表裏を切り替えて使う」といったことも可能です。

 

だそうですよ。2画面スマホは本ブログでも度々お伝えした、ロシアのYotaPhoneが有名ですけど、YotaPhoneの場合は、裏面はE-Inkの白黒画面だったんです。今回のものは両面ともOLEDのカラー画面ですから、実用性はこちらのほうが上ですよね。

 

記事にもある通り、開発のきっかけは「スライド式カメラなどを搭載せずに、完全なベゼルレスデザインの「全画面」ディスプレイを搭載したかった」とのことなんですけど、裏面にカメラを搭載しているとはいえ、裏面にも画面があるので、表面を使っているときにはOutカメラとして、裏面を使っているときにはInカメラとして使えるわけで、これなら確かにカメラは2ついりませんよね。

 

もちろんコスト的には両面画面にしたほうがよほど上がるわけですけど、完全なベゼルレスデザインの「全画面」ディスプレイを搭載したかったということから2画面対応にするという発想がスゴイなと。ホントにイケてるときの日本のメーカーを見るようで正に中華の勢いを感じました。

 

当然通常のスマホに比べれば厚みが出るとは思うんですけど、両面OLEDなので、バックライトが必要ないぶん多少薄くは作れているのかなとも思います。

 

肝心の価格が記事には出てませんでしたけど、他の記事によると価格は3299元(約5万3500円)からということで、2画面スマホにしてはずいぶん安いと思いました。まぁ中華価格なので、アレですけどね。

 

日本での発売はないと思いますけど、並行輸入で入ってきたら是非実物を見てみたい端末ですね。発売に期待したいと思います。