通知だけでいいなら・・・

 

家電Watchの記事に、 スマホの音声操作と通話ができ、各種着信通知も受け取れる"指輪型スマートデバイス" てのがありました。

 

ビーラボは、指輪型のスマートデバイス「ORII」の支援募集を、クラウドファンディングプラットフォーム・Makuakeで開始したそうです。記事によると・・・

 

指輪型のスマートデバイス。スマートフォンとBluetooth接続した本機を指へ装着しておけば、電話やメッセージなどの着信を、LEDライトとバイブレーションで通知する。また本機をタップすれば、各スマートフォンの音声アシスト機能を利用して、スマートフォンを操作可能。そのほか、装着した指を耳の穴の手前にあるフタの部分「耳珠」に当てれば、骨伝導を利用して音が聞こえるため、通話も可能となる。

 

だそうです。この手の指輪型デバイスは過去にも登場してましたけど、今回の「ORII」に関してはかなり実用的だと思います。スマートウォッチの利用者の一番使っている機能は「スマホの通知」だと思うのですが、それであればこの「ORII」で事足りるわけです。

 

また、記事にもある通り、骨伝導を利用して通話もできるため、スマホを取り出す必要もありません。もちろんスマートウォッチでも通話はできるわけですが、スピーカーを通しての通話となり通話内容が外部に聞こえてしまう問題がありました。「ORII」の場合は、相手の声は骨伝導を通して聞くわけですから、プライバシーの面ではこちらのほうがいいですよね。

 

スマートウォッチとの圧倒的な違いは、バッテリーの保ちです。現在のスマートウォッチは基本的に丸一日持てばいいほうだと思うのですが、「ORII」の場合は、利用可能時間は通話が1.5時間、待ち受けが48時間とかなり保ちます。スマートウォッチと違いディスプレイがありませんので当たり前といえば当たり前なのですが、この差は結構デカイです。

 

肝心のお値段なのですが、一番安いコースで19,800円(税込)となってます。微妙な価格ですよね。Apple WatchやWearOS by Google搭載機に比べれば安いですが、通知の機能のみでこの価格は・・・と思われる方もいるかも知れません。

 

願わくば、これにもし「おサイフケータイ」が付いていたら、かなり売れたと思うですけど流石に無理ですかね。

 

スマホの通知を逃さず受け取りたいけど、スマートウォッチは付けたくないという方などは、ぜひ出資をご検討になってみてはいかがでしょうか?