まいど!今週のヨサゲなものは2つ。

 

・ Google Chrome70からブラウザ上での顔認識や指紋認証が可能になる見込み

 

Google Chromeの開発チームが、2018年9月13日時点でGoogle Chromeの最新ベータ版として配信されている「Chrome 70」で、「形状検出APIを使用することでブラウザ上での顔認識や指紋認証が可能になっている」と公式ブログで報告しているそうです。記事によると・・・

 

Chrome 70から対応する形状検出APIは、顔検出API・バーコード検出API・テキスト検出APIという3種のAPIで構成されています。このAPIを利用することで、ブラウザ上でユーザーの顔・バーコード・文字を画像から検出して認識することが可能となります。この形状検出は、PCのパフォーマンスを低下させるようなライブラリを使わないとのこと。

 

だそうです。これは便利ですよね。PCはともかく、スマホなんかで様々なウェブサービスにログインするときに、いちいちパスワードを入力するのは苦痛でしかありませんでした。

 

更に、Web認証APIによって、指紋認証も可能となったそうですので、今や多くのスマホに搭載されている指紋認証で簡単に様々なウェブサービスにログインできるようになります。

 

大手のサイトでは既に導入されているところもあるようで、中の人もこのWeb認証APIによって、指紋認証を実際に体験しました。

 

とにかくこれは非常に便利だと思いますし、パスワードに変わるものとしては現実的だと思いますので、一日も早い普及を望みたいところです。

 

・ Amazon Go競合のスタートアップ、レジなし小売店をサンフランシスコにオープン

 

スタートアップのスタンダード・コグニション(Standard Cognition)はレジなし小売店をサンフランシスコにオープンしたそうです。記事によると・・・

 

ミッドマーケット近くにある店舗では、商品をレジでスキャンしたり、あるいはゲートを通過することなく購入できます。まず店舗に到着したらアプリでチェックインすると、顧客が手にとった商品をカメラシステムで追跡し、バッグに入れたか、ポケットに入れたか、あるいは元の場所(あるいは違う場所)に戻したかを検知するのです。そして店舗を離れれば、会計処理が行われメールでレシートが送られます。

 

だそうです。記事にもある通り、システム的にはAmazonの小売店舗である「Amazon Go」とそっくりですよね。

 

ただ、このスタンダード・コグニションが興味深いのは、日本へも出店予定であること、他社への技術提供も行うことなど、今後の小売店舗の未来を予想させるようなところです。

 

これが日本のコンビニに採用されたら、かなりインパクトありますよね。普段のコンビニからレジが消えて、商品をただ手に取って店から出るだけでいいんですよ。ほら、中には無愛想な店員さんもいるじゃないですか。中の人はホントにああいうの苦手なので、嫌な思いするんだったらこういうシステムのほうがホントに良いんですね。

 

もちろん経営側としても、コストの問題はあるでしょうけどレジ打ちのバイトの採用・管理をしなくていいだけでもかなりの労力と精神的負担が減るんじゃないでしょうかね。

 

2020年に向けて出店予定みたいなので、楽しみに待ちたいと思います。

 

では、また来週!