ホントにお願いします・・・
CNETの記事に、 MS、次期「Windows 10」でアップデートのサイズを削減へ てのがありました。
米Microsoftは、法人顧客の「Windows 10」搭載デバイスが受け取る月次累積アップデートのサイズが、次期メジャーバージョンから現行よりも大きく削減されると述べたそうです。記事によると・・・
法人向けにサポートされている現行のWindows 10すべてでは、LCUとエクスプレスアップデートが毎月提供され続ける。一方、Windows 10およびWindows Serverの次期メジャーバージョンでは、毎月のクオリティアップデート(品質更新プログラム)がフルアップデートの1種類しか配信されないものの、そのサイズは現在のエクスプレスアップデートと同程度になり、ネットワーク内で再配布することも可能になる。
だそうですよ。法人向けと限定されてますけど、ホントにWindowsUpdateのサイズは削減していただくのに越したことはないと思います。直近のApril Updateだって、ダウンロードだけで30分近くかかる場合もあったし、それからインストールも含めると、最低で1時間程度は掛かってしまう場合もありました。
うちのお客様は中小企業様ばかりなので、この手の情報にはあまり関心がない企業様がほとんどです。しかし、WindowsUpdateは基本的に勝手にやってくるものなので、たまに業務中に適用されてしまう方もいらっしゃるんですよ。そういった場合に、
「なんかWindowsUpdateが全然終わらなくて仕事にならないんだけどどうにかならないの?
ヽ(`Д´)ノプンプン」
みたいなお電話を頂戴することもあるんですよ。
日頃から「WindowsUpdateに関してはお時間が非常にかかる場合もありますので、必ず終業後に行ってくださいね。」とお願いはしてるんですけど、やはりこういうご連絡はあるんですね。
WindowsUpadateのサイズの問題とは直接関係ないですけど、Update後に今度は「プリンタが動かない」とか、「カメラやマイクが動かない」等々の不具合のご報告がやってきたり・・・
WindowsUpdateが必要なのはもちろん理解してるつもりなんですけど、それによる時間の制約と更に不具合が重なったりすると、お客様の信用問題にまで発展してしまうので、ホントにMSさんお願いしますね・・・
記事によれば、
WSUSや「Microsoft Update Catalog」からアップデートを入手している組織は、アップデートのサイズが小さくなるため、ネットワークの帯域幅を節約できるようになる。また、毎月のクオリティアップデートのパッケージを再配布できるようになるため、帯域幅の「大規模な」節約がもたらされると同社は考えている。
さらに、新しいWindows 10を搭載したデバイスでは、エクスプレスアップデートをダウンロードするうえでの最適な差分を計算する必要がなくなるため、アップデート中の各デバイスのメモリ使用量が低減し、40%の効率向上が見込めると同社は考えている。
と書いてあるので、コレまでに比べるとかなりマシになるとは思うので、今後のアップデートを期待して待ちたいと思います。