なかなか面白い・・・
engadgetの記事に、 住所に革命? what3words 地球上を57兆分割し3単語で表現 てのがありました。
英国のスタートアップが開発した「what3words」は、地球上を57兆個のマスに分割し、住所を普段慣れ親しんだ3つの単語で表現するというものだそうです。記事によると・・・
マスの大きさは3 x 3mで、既存の住所では指定できない『エントランスの前』『建物の端』といった細かな位置も表せます。位置は日本語・英語・スペイン語・アラビア語など複数言語で表現可能。グローバルでの利用が前提で、日本語で表した位置は英語でも表現できます。その逆もしかりです。
だそうです。つまり世界中を3 x 3mのマスで区切って、そのマスひとつひとつに3つのワードを割り当てるということみたいです。見てもらうのが早いと思いますので、とりあえずは、 https://map.what3words.com/ でマップを開いてみてくださいな!
ブラウザの言語設定が日本語であるならば、上記サイトにアクセスすると 「ふつか・そうさ・ぜんぜん」 という住所の「皇居」が表示されますよね。
そのままグーグルマップよろしくマップ上をマウスのスクロールでズームアップしていくと、3 x 3mのマスが見えてきます。そのマスを動かしていくと全てのマスに名前がついているのがわかるでしょう。これはチョット驚愕しました。
「これ全部のマスに名前が付いてるの????」
と単純な驚きです。マスの名前は何の脈絡もない、名詞、動詞、形容詞などで表された日本語で構成されているようです。
これだと、例えば代々木公園なんかの広い公園で待ち合わせるときなんかも 3 x 3m で場所指定ができますから、かなり便利ですよね。
更に驚いたのは、海の上まできっちり名前がついていること。ただ、不思議なのは近海は日本語で表示されるんですけど、途中から英語に変わるんです。ココらへんはどういう基準なのか謎です。
非常に画期的で面白い試みだと思うんですけど、弱点もあるようで、世界中を57兆分割しているんですけど、あくまでも2次元での分割なので、ビルなどの階数指定は出来ないようなんです。
中の人のオフィスは、「せいず・いろどり・あみやき 」にあるんですけど、9Fなんですよ。9Fは指定できないみたいなんですね。これは明らかな弱点ですかね。
ただ、試みとしてはホントに面白いと思いますので、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
お薦めです!