二度あることは・・・
クラウドWatchの記事に、 ファーストサーバの「Zenlogicホスティング」で大規模障害が発生中 てのがありました。
ファーストサーバの提供しているクラウド型レンタルサーバー「Zenlogicホスティング」において、大規模な障害が発生しているそうです。7月9日13時現在、すべてのサービスを停止してメンテナンスが行われているものの、再開のめどは立っていないとのこと。記事によると・・・
このZenlogicホスティングが6月19日より高負荷障害に見舞われており、これを解消するため、7月6日20時よりすべてのサービスを停止し、メンテナンスを実施していた。しかしサービス再開処理後、再度の高負荷発生が確認されたことを受け、当初は最長で7月9日8時までとしていたメンテナンス時間が延長されている。メンテナンス中は、メールの送受信、ホームページの閲覧、サーバーへのファイル転送が行えない。
だそうですよ。 ファーストサーバさんと言えば約6年前の2012年6月に大規模なデータ消失事件があったことで有名です。本ブログでも、 レンタルサーバーの「ファーストサーバ」で大規模障害…メールデータなどが消失 とのエントリーで取り上げてました。
その後の紆余曲折を経て、ソフトバンクの100%子会社となり、ヤフーのIaaSを基盤としたクラウド型レンタルサーバーのZenlogicへ全レンタルサーバーユーザーを移行されたんでしたね。
で、そのヤフーのIaaSを基盤で問題が出たみたいです。
ただ、これネット上の噂を拾っていくとかなり前から前兆らしきものはあったようで、既に5月半ばにはおかしかったという話もチラホラ・・・それが一層顕著になってどうしようもなくなったのが6/19らしいです。
で、そこからは高負荷障害が解消しない状況みたいなんですよね。記事中にある・・・
また、このようにデータ入出力の処理が一部のストレージシステムに偏ってしまった原因としては、「突発的なアクセス集中が発生した際のパフォーマンス不足」「ストレージシステム構築時のパラメーター設定が適切でない」ことを挙げた。
というのは、
「ヤフーのせいだよ!ウワァァァン!ヽ(`Д´#)ノヽ(`Д´#)ノ」
と言いたいんですかねぇ?・・・
まぁなにより利用しているユーザー様は死活問題なわけで、早々に移行先を物色されてると思いますけど、ホントにお気の毒様です。
やはり、何かあったときには「見切りをつける」というのも大事な決断かもしれませんねぇ・・・
とりあえず早く復旧されることを願ってやみません。