普及に福音か・・・

 

ケータイWatchの記事に、 体温で発電、充電不要のスマートウォッチ「MATRIX PowerWatch」 てのがありました。

 

ソフトバンク コマース&サービスは、同社の運営する「+Style(プラススタイル)」の「ショッピング」で、体温で発電できるスマートウォッチ「MATRIX PowerWatch」(マトリックスパワーウォッチ)を4月12日に発売したそうです。記事によると・・・

 

「MATRIX PowerWatch」は、体温と外気温との温度差によって、スマートウォッチの動作に必要な電力を発電する。このため、通常のスマートウォッチで必要となる充電作業は不要となる。発電した電力量は、スマートウォッチの本体画面上に表示される。
消費カロリー、歩数、睡眠時間などを計測・表示できるほか、スマートフォンとBluetooth接続して専用アプリケーション上でデータを管理できる。音声通話の着信やメール受信の通知には非対応だが、5月~6月頃に発売が予定される「MATRIX PowerWatch X」では各種通知に対応が予定されている。

 

だそうですよ。スマートウォッチの欠点の一つに本体が小さいがゆえに、必然的にバッテリーの搭載量も小さくなり、どうしてもバッテリーが保たないということがあります。最新のスマートウォッチでも2日程度が限界だと思います。

 

今回の「MATRIX PowerWatch」は体温で発電という画期的な発電方法により、充電不要というスマートウォッチにとっては従来の欠点を根本から解決しているところが魅力です。

 

ただ、スマートウォッチと言っても今回発売されるものの機能は消費カロリー、歩数、睡眠時間などを計測・表示などのアクティビティトラッカーの機能のみになっており、AppleWatchやWear OS by Googleのようなアプリケーションのインストールには対応してません。更には、消費電力の問題もあり、画面は白黒のE-Inkディスプレイになっているようですので、カラー表示はできません。

 

5月には今回の機能に加えて、電話やメッセージ着信の通知機能が付いた『PowerWatch X』という最上位モデルも用意されているそうです。こちらはかなり使えそうですよね。

 

肝心のお値段ですが、Silverの価格が3万2800円(税別)、Black Opsの価格が3万7800円(税別)、Xの価格が4万2800円(税別)といずれも現在発売されているスマートウォッチと同等の価格になってますので、価格に関しては問題なさそうですね。

 

中の人的には白黒でも問題ないので、電話やメッセージ着信の通知機能が付いた『PowerWatch X』に非常に興味をそそられますね。以前は Pebble でも良いかなと思ってたんですけど、Pebble自体が終わってしまったのでね・・・

 

とにかくバッテリーを気にする必要がないスマートウォッチというのは画期的だと思いますので、アクティビティトラッカー中心のご利用方法をお考えの場合は、今回の「MATRIX PowerWatch」は最適だと思います。

スマートウォッチをお探しの方は、ぜひ選択肢の一つとしてご検討になってみてはいかがでしょうか?