利用されたくない方へ・・・
INTERNET Watchの記事に、 エンドツーエンドで暗号化を行うスイス発の無料メール「ProtonMail」が日本語に対応 てのがありました。
エンドツーエンドで暗号化を行うスイス発の無料メール「ProtonMail」が日本語に対応したそうです。記事によると・・・
「ProtonMail」は政府機関などによる盗聴を防ぐことを目的に開発されたメールサービスで、エンドツーエンドでの暗号化を行うことが特徴。これまでは英語を中心とした多言語展開が行われていたが、ここに新たに日本語が追加された。いまのところウェブ版のみでスマホアプリ版は非対応のようだが、日本語化によってずいぶんと利用のハードルが下がることは間違いない。
だそうです。詳細は「ProtonMail」のサイトをご覧いただきたいのですが、中の人も試しにウェブ版のアカウントを作成してみました。以下はアカウントの作成画面です。
見てもらえれば分かりますが、希望のメールアドレスと、パスワードのみを記入するだけでアカウントが作成可能になってます。リカバリーのメールアドレスの記入でさえオプションですので記入しなくてもアカウントは作成可能です。中の人は記入しないで作ってみました。リカバリーのメアドを記入しないと、「パスワードを忘れたらメール読めなくなるけどいいよね!」の確認がしつこく出ますけど、気にせず進みます。
上記が起動画面です。デフォでは英語表記になってますが、「SETTINGS」の中の「Language」で「日本語」を選ぶことで日本語化できます。
ご覧いただければ分かる通り、Webメールにありがちな非常にシンプルな画面になってますので、操作で迷うことはなさそうです。「ラベル」も使用できますのでGmailをご利用の方は特に違和感なくご利用になれそうですよ。
無料だと保存容量が500MBしかないので、重めの添付ファイルが付いたメールが増えるとあっという間に容量がイッパイになりそうなので注意が必要です。
ご存知の方も多いと思いますが、Gmailを始めとする無料で利用できるメールの多くは広告が表示されます。Gmailの場合などですと、メールの内容に沿った広告が表示されたりします。つまりメール内にあるキーワードがターゲティングの要素として使われているわけですね。これはGmailに限ったことではないですけど、それが嫌だと言う方もいて当然だと思います。
そういう方は今回の「ProtonMail」はぴったりだと思います。記事にもある通り、メールの内容はエンドツーエンドで暗号化されるので、途中で盗み見られることはありません。
また、アカウント作成の際の提供情報も上記の通り、最低限というかほぼ個人情報皆無で作成できるので安心です。ProtonMailのサイトによれば、IPも保存しないそうですよ。
自分の情報が筒抜けになるのが気になる方などは、是非この機会にご利用になってみてはいかがでしょうか?